- 投稿日:2025/08/24

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要約
資産効果は資産増で消費意欲が上がる現象、逆資産効果は資産減で消費が抑えられる現象。感情に流されず長期的視点で投資計画を守ることが安定した資産形成の鍵です。
はじめに
投資を始めると、資産額の増減が生活や気分に大きく影響してくることに気づきます。
株価や不動産価格が上がると、なんだか自分が裕福になったような気がして、財布のひもがゆるみがちに。
反対に、資産が目減りすると「節約しなきゃ」と気持ちが引き締まり、支出を減らしてしまう…。
このような現象は単なる気分の変化ではなく、経済学でも説明されている心理効果です。
それが「資産効果」と「逆資産効果」。
投資家であれば、この2つを理解し、感情に左右されない投資行動を取ることが大切です。
✅ 資産効果とは?
資産効果とは、株式や不動産などの資産価値が上昇したときに、人々の消費意欲が高まる現象を指します。
株や家の値段が上がる
→ 「自分は少し裕福になった」と感じる
→ 高額な買い物や旅行などにお金を使いやすくなる
例えば、株の含み益が大きくなったとき、「せっかくだし高級ディナーでも行こうかな」と思った経験はありませんか?
このように、実際に現金化していなくても、資産の価値が上がっただけで人は消費行動を変えるのです。

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