- 投稿日:2025/08/13
- 更新日:2025/08/19

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要約
父の最期に延命治療の選択を迫られ、それを拒否した辛い経験から学んだことについて共有します。元気な今こそ家族で延命治療について話し合い、意思を伝えあう大切さを痛感しました。
延命治療については、リベの中でもすでに医師や介護職の方々が見解を示されています。
ここでは、私が父を見送った経験から学んだこと、そして「やらなくて後悔したこと」を、素人の立場で共有したいと思います。
父の最期と苦しい選択
父は数年前に倒れてから入退院を繰り返し、亡くなる数ヶ月前からは寝たきりの状態でした。
そして、誤嚥性肺炎をきっかけに食事を受け付けなくなったとき、家族は「胃ろう」を設置するかどうかの判断を迫られました。
*胃ろうとは、口から食べられなくなった人のために、お腹から直接胃に栄養を届けるための管のことです。
本人に意思を確認できれば一番良かったのですが、その頃の父は会話もままならず、本人の言葉を聞くことはできませんでした。
医師からは「ここから回復する見込みはない。胃ろうは延命治療ということになる。」と説明があり、家族で話し合った結果、「体にチューブを入れるのはかわいそうだ」という思いから胃ろうを拒否しました。

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