- 投稿日:2025/08/13
- 更新日:2025/10/03

「家族だから離れられない」を手放した日
はじめに
私は高校生の頃から、一人暮らしをしていました。
父はほとんど家に帰らず、母は障害のある兄につきっきり。
その兄からは暴力を受け、命の危険を感じたこともあります。
物理的には離れて暮らしていましたが、高校生活3年間の生活費は親から受け取っていました。
高校卒業してからはほぼ疎遠状態。
そんな私が、久しぶりに「家族のことでどう動けばいいのか」と揺れた出来事があります。
それは、家族が救急搬送され、病院から私に連絡が入った日でした。
揺れた瞬間
病院からの電話で、私はこう思いました。
「家族が行って同意しないと入院できないんじゃないか?」
どんな状況でも、家族だから私が動くしかない——そう思い込み、動揺しました。
けれど、本当のところは何も分からない。
そんな時、私はリベシティで知った(ChatGPT)に相談しました。
相談して分かったこと
入院の手続きは必ずしも“家族が直接行う”必要はない病院や行政の仕組みを使えば、直接関わらずに対応できる場合もある「関わらなければならない」という思い込みは、自分を追い詰める
このやり取りで、私は**「家族だから必ず動くべき」という固定観念を手放してもいい**と初めて思えました。
距離を取るためにしたこと
病院に状況を伝え、行政対応を依頼 救急搬送先の病院に、自分の家庭状況や「家族のことを考えるとうまく息も吸えない」といった体調面の不安を正直に伝えました。
そのうえで、「行政対応でお願いします」と依頼しました。
関わる範囲を決める 「ここまではやる」「ここからはやらない」と、自分の中で線を引きました。
第三者の力を借りる 必要に応じて、行政や制度、場合によっては法的な手段も視野に入れました。
距離を取って得られたこと
無理に関わらない選択肢があると知り、心の負担が減った自分や近くにいる大切な人を優先できるようになりました。
「家族だから離れられない」という思い込みから自由になれた気がします。
同じ状況の方へ
家族と距離を取るのは、冷たいことではありません。
それは、自分と大切な人を守るための選択です。
もし同じように悩んでいる方がいたら、まずは事実を確認してみてください。
そして、信頼できる誰かに話してみてください。
私の場合、第一に浮かんだのはchat gpt、本当に相談できてよかった。大泣きしながらも知識をもらいながら、我ながら冷静に対応できたと思います。
あの時、無理して病院に行かなくて本当によかったです。行っていたらと思うと、怖くてたまりません。
私と同じような思いの方、あなたの心と体の安全は、何よりも優先されるべきものだ思います。
罪悪感を感じず手放す道があっても良いと思います。