- 投稿日:2025/08/24
- 更新日:2025/09/29

家づくり、リフォーム、不動産投資…。
大きな買い物や工事をするときに必ず聞くのが「相見積もりを取りましょう」という言葉。
でも、実際にやってみると
✔どこまで取ればいいのか?
✔何を比べればいいのか?
✔安いところを選んで本当に大丈夫なのか?
と悩む人は多いです。
この記事では、失敗しない相見積もりの取り方と、絶対にやってはいけない4つの選び方を解説します。
この記事はこんな方におすすめ
✅️ 家づくりやリフォームを考えている人
✅️ 不動産投資や賃貸経営を始める人
✅️ 工事やサービスを依頼するときに、どの業者にするか迷っている人
✅️ 民泊でインテリアコーディネーターやカメラマンに外注する人 など
《結 論》
まずは最初に結論から。
では早速ご紹介していきましょう!
相見積もりで絶対にやってはいけない4つの方法
建築や不動産業界だと、相見積もりは日常的なことですが、よくよく聞くと一般的には、『もうここで良いかな!』と1社や1つに最初から決め打ちして決めてしまうことも多いようです。
しかし、たった1つで決め打ちすると、業者の思う壺になります。
それは、業者も交渉前提で価格を見込んでるケースが多いので、交渉なしで決まったらラッキー!って心のなかでガッツポーズしています(笑)
そこで、絶対にやってはいけない4つ選び方を確認してみましょう。
① 価格だけですぐ選ぶ
「安さ=お得」ではありません。
後から追加費用が発生したり、品質が低かったりすることもあります。
例えば、民泊でこの物件賃料が相場より安そう(仮に駅徒歩7分、月8万円)だとしても、消防設備がお金が予想以上にかかったりして、最終的に合わない(元がとれにくい)ケースがあります。
② 内訳を確認せずに決める
同じ「100万円」でも、中身が全然違うことがあります。
材料費・人件費・管理費など、内訳の明細が出ているかどうかが信頼の分かれ目です。
例えば、リフォームでトイレの排水管の老朽化交換の場合、
・排水管交換 一式 5万円 と書いてあるか
・排水管交換工事
1. 配管 一式 1万円
2. 配管切り回し 一式 1万5000円
3. 脱着 一式 2万円
4. 処分費 一式 5000円 (※内容は、てきとーでイメージ)
合計 5万円
では、同じ5万円でも何にいくらかかっているかが書いてないと、本当にそれが正しいか分かりません。
もしくは、詳細で出すと3万8000円くらいで収まり、1万2000円も高くなっている事もざらにあります。
③ 対応の雑さを軽視する
メールのレスポンス、説明の丁寧さ、要望を理解する姿勢です。
実はここが一番大事です。
「安いけど対応が雑」な業者は、工事後に後悔する可能性大です。
スピード感はとても大切です。
その理由は、あなたを優先してますよ!というメッセージでもあるからです。
考えてみてください、毎日山のように降ってくる仕事に、どう優先順位つけていますか?
大事なことからおこないますよね。
もしくは、売上が上がりやすいものなど。
何か申し込んだ時(賃貸や民泊の申し込みいれるなど)に、どのくらいのスピード感で連絡が返ってきたか覚えておくと良いでしょう。
早すぎたら暇すぎてカモ認定されてるか、または大切なお客様として見られているかどっちかなので、その境界をよく確認してみましょう。
④ 不明点を質問しない
専門用語や疑問をスルーすると、後でトラブルになることも。
「ここが不安です」と質問したときに、分かりやすく答えてくれるかどうかが業者選びの分岐点です。
正直、売れればいいやくらいの業者は、割とあいまいに答えたり、詳細は決めてから出ないと教えられないので〜とかテキトーな事言ってきます。
例えば、マッチングサイトで会った人で、この人が本気かどうかは、どこで見ますか?
・誠実さ?
・真摯さ?
・見た目?
全部!たしかに(笑)
本音で話してくれる人の方が信用できますよね。(それでも作り話で巧妙にやってくる人ももちろんいっぱいいるので、注意)
分からないことはどんどん質問して、どういう返し方してくるか様子をみましょう。相手は、プロですから、そう簡単に信じちゃいけません。
今日からできるアクションプラン
依頼内容を整理して「同じ条件」で見積もり依頼をしましょう。
これを実施して下さい。
ただし、スピードが命のときもある
営業マン「これ人気物件で、もう次の方が買付する(申し込みする)準備があり、待たせているんです。。。」
もうこんなのは、普通にどうとでも言えますよ!
大事なのは、それが自分の許容範囲を超えているのか?いないのか?です。
例えば、貯金500万円、1億円の土地所有の人が、3億円の新築マンション1棟を所有の土地に建てる場合、これミスすると、資産の合計額がマイナスになる可能性もあります。
これ普通に不動産投資である話で、1社しか見積もり取らないケースもあります。本当怖いです。。。
それいったら、不動産投資なんてできないのですが、その物件が資産価値が上る可能性がかなり高いといえる根拠があれば良いですが、大抵ないですよね。
だから家を買うのは不動産投資ですし、物件を買って投資するのは、慎重かついい意味で大胆さが必要になります。
まとめ
最後に簡単にまとめていきます。
相見積もりは「安さ探し」ではなく、
自分にとって安心できる業者を見つけるための比較作業です。
結婚する時も、何人もの人にあって、付き合ってみて、最終的にこの人と一緒になりたいと思うわけですよね、一般的には。
幼稚園であった初めてのあの子とずっと付き合って結婚するなんて、、、
素敵すぎる(笑)
一般的には、稀なケースなので、稀なケースを参考にせずに、相見積もりをとって、比較検討しましょう。
👉 合言葉は「3社以上、比較して選ぶ」。
納得できる判断をするために、相見積もりを上手に活用しましょう。
あとがき
ある時ご相談で、親が土地所有の兄弟の方が相談に来ました。
聞くと、親の名義でいまの戸建てを壊して、マンションにして、その一部に自分たち家族が住み、空いている部屋を貸し出したいとのこと。
建物の額にして、約3億円。
ちなみに相談にきた息子さん兄弟は、3人兄弟で、今回見せた資料の会社1社にしか相談したことないとのことです。。。
その時伝えたのは、
・ます相見積もりをとりましょう
・仮に建てた時に、将来相続する3人の息子がどう配分するか決まってますか?
と伝えました。
もちろん、どう相続するかなんて決まってないですし、仮に3人で共有名義にしたら、部屋ごとに持ち分もたせるのか、それとも3人のうち一人だけマンションを所有し、あと二人は現預金もらうのか、色々パターンはあります。
新築で建てたらもちろんしっかり収益は上がりますが、家賃は年々下がりますし、相続した時に家賃がどうなるかなんて知ったこっちゃないですよね。
そして、管理は管理会社任せだったら、、、、。(ご愁傷さまです)
自社管理という選択肢も知っていたら、変わるかもしれないですけどね。
◇管理会社任せで儲からない?不動産オーナー必見「初めての自社管理」入門ガイド◇
https://library.libecity.com/articles/01K2GA597KP31X1W7P6YRBRCYJ
今回の記事で、少しでもお役に立てた、学べることがあったら、いいねやコメント頂けたら幸いです。(励みになります(^^)/)
はじめて相見積もりをしたよ!というのも、ぜひコメント頂けたら幸いです。
誰しも初めてのことはありますから、安心して下さい。
大きな一歩だと思います。
最後までご覧頂き、ありがとうございました!(感謝)