- 投稿日:2025/08/24
- 更新日:2025/09/29

はじめまして。
ハンドメイドでプリザーブドフラワー ドライフラワー作品を制作・販売している アヤカイ🌸 と申します
minne・Creemaを中心に活動し、これまでに
特集掲載50回以上
最高月商70万円を経験してきました。
私自身、最初は作る事のみに夢中になり
0→1を達成した事が嬉しく、何も考えずに
作品ばかりを作り続けた日々でした。
その次にどうしたら良いか?
試行錯誤しながら気づいたこと、実際に成果につながった工夫を、同じようにハンドメイドに挑戦する方に向けてシェアしていきたいと思っています。
少しでも「やってみよう」「続けてみよう」と思えるヒントになれば嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします
何を売ろうか?より「何を欲しがっているか?」
ハンドメイドを始めた頃
当時の私は「作品を作ること」だけで
胸がいっぱいでした。
まずは「作れるようになる」ことが最初の目標でした
自分の手で作品を生み出す喜びと
形になった瞬間の達成感✨✨
そして、その作品が初めてメルカリで売れた時の
感動!!今も思い出すと嬉しくなります。
そんな思いで、毎日色々と作り続けた結果…
売れずに、増え続ける作品どうする?
暫くは、楽しくて毎日色々と
頭に浮かぶアイデアを元に作り続けた
ドライフラワー作品。
けれど、次にやってきたのは…
「思ったより売れない!」という現実。
部屋の中には、置き場に困るほど作品が増えていきました💦
どうしたらいいんだろう?
そんな悩みを抱えていた時期がありました。
愛着のある作品と、売れる作品の違い
自分でアイデアを考えて作った作品は、とても愛着があり、
出来上がった瞬間「わぁ、これすごくいい!」と心から思えるものでした。
でも不思議なことに、そういう作品ほど、なかなか売れません。
一方で、お客様からのご要望に応えて作った作品が、
気づけば後々ベストセラーになっていくことが多かったのです。
この経験から、私は「自分がいいと思うもの」と「お客様が欲しいと思うもの」は必ずしも同じではないと気づきました。
何とかお嫁に出したい!でもどうすれば?
ハンドメイド販売において「ターゲット層を考える」ことは大切と言う記事を読みました。
確かに、作品を「誰に届けたいのか?」を意識し
用途やシーンで考えたワードを
説明文章やタイトルに取り入れると
とても効果的でした。
でも、当時は空前のドライフラワーブーム!
売れっ子作家さんの作品や次々に出てくる新商品に埋もれてしまい
お客様からなかなか選んでいただけない日々…
当時の私の考えたターゲット層とは
20〜40代女性、ひとり暮らしor小さなお子さんがいるお母さん向け とかなり狭い属性で絞りお客様を狭めていました。
お問い合わせからの質問が大きな気付きに
そんなある日
お客様からの質問がありました。
「新しいお店の開店祝いに贈りたい」こんな色合いのスワッグを作っていただけますか?
その言葉を受け取った時、ハッとしました。
お客様は男性の方で、贈り先もコーヒーショップの男性オーナー様へ。
作品は「属性で区切られた誰か」に売るものじゃない。
“その人の大切な瞬間に寄り添うもの” なんだと。
ターゲット=人ではなく「シーン・目的」
ターゲット層を考えること自体は大切。
でも「属性で区切る」のではなく、“欲しいと思う瞬間”や“用途”で捉えること が、ハンドメイド販売ではより効果的なのでは?
と考え、それ以来
「誰に売るか?」よりも 「その人はどんな時に欲しいと思うか?」 を考えるようにしました。
お客様の気持ちになって
どんな時に欲しい?
どんな気持ちで探している?
自分の作品は 何を提供できる?
よりお客様に
共感する作品作りを目指して展開していきました。
まとめ
0→1を抜けた後にやること。
それは「誰に売ろうか?」ではなく、
「どんな人が、どんな時に、何を欲しがっているか?」を想像することだと実感しています。
その視点を持てば、作品は誰かの人生に寄り添う存在になり、
「あなたの作品でなければ」と選んでもらえる瞬間が、必ず訪れますよ。
そして、売れる・売れないに関係なく
「自分がどうしても作りたい」作品は
諦めるのではなく
作り続けるエネルギー(モチベーション)やブランドの個性にもなります!
自分だけの世界観の確立にもなる可能性もあります。
世界観の記事はこちら
https://library.libecity.com/articles/01K1CH3A5PGG7EY320QVR6E7Z5
「自分が作りたいもの」はブランドの軸、
「お客様の要望に応える作品」は事業の推進力。
両方を大切にしつつ、“自分が作りたいものをどうお客様の心に届く形にするか” という工夫をする事も大切です。
最後に。
もし今「誰に何を売ればいいかわからない」と迷っているなら、
どうか焦らずに「何を欲しがっている人がいるだろう?」と想像してみてください。
その小さな問いかけが、必ずお客様とあなたを繋げてくれます。
一歩ずつで大丈夫。
一緒にがんばっていきましょう✨
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメントやレビューをいただけるととても励みになります🙇🏻♀️