• 投稿日:2025/08/24
  • 更新日:2025/10/16
【知らないと損する】成果を変えるミクロ習慣〜仕事の準備編〜

【知らないと損する】成果を変えるミクロ習慣〜仕事の準備編〜

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ようちゃん@リベの働く人をほぐす人

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要約
仕事の成果は本番でなく準備で決まる。理学療法士として勤務する中で気づいた「準備8割」の法則を紹介します。ゴールの明確化・想定質問・前日準備という小さな習慣の積み重ねを紹介いたします。


はじめに


はじめまして! よーへいです。 (2).png


人生を変えるのは、大きな決断ではなく“小さな習慣”です。

準備、説明力、健康、食生活…。日々の積み重ねが、仕事の成果、そして人生そのものを変えていきます。


シリーズ『成果を変えるミクロ習慣』では、僕が実際に試して効果を実感した“小さな習慣”を紹介します。





🤔 仕事の成果は本番で決まる?

「準備不足で失敗した…」そんな経験ありませんか?

私はたくさん準備不足での失敗をしてきました。

失敗した後、繰り返さぬよう行動改善していければいいのですが、ズボラな私は行動を内省しませんでした。

繰り返し失敗していく中で「準備できていたら、今回失敗する必要はなかったかも…🤨」と思うようになったんです。

そこから準備の大切さを学びました。

私は成果は本番そのものではなく “準備で8割が決まる” と考えています。





📌 準備不足と徹底したときの差

両学長はゴールの大切さ、方向性が大事と言います。

これはリハビリでも同様で、患者Aさんはどういう状態で退院したら最もメリットがあるのか、入院期間の中でいつ、どんなリハビリプログラムを実施していくのかここを考えていくことはとても重要です。

準備不足のとき

まだ私が若手職員だった頃

患者さんの情報を十分に確認せずにリハビリをしていたことがありました。

当時は患者さんのメリット訴求より上司・先輩職員に叱られないか、業務上ミスがないか失敗していないか。そんなことばかり考えてリハビリしていました。

(いま思うと本当に申し訳ないリハビリをしていたと猛省の日々…🙇‍♂️)

その結果、患者さんの要望を傾聴せずにその場しのぎの対応になることも多々あり患者さんからクレームが出ることもありましたし、退院後の生活も想定衣していないので入院中の動作能力改善も出にくい状況でした。


準備を徹底したとき

このままでいかん!とマインドを改め事前準備に時間をかけるようにしました。

具体的にはカルテを読み込み、患者さんの家族構成や生活歴、入院に至った経緯や退院するにはどんな動作が困難か、どんなゴール設定をするかを予め考えておくと、リハビリの方向性が明確になり、患者さんからの信用も得られるようになりました。




この差は歴然で、私は「業務は準備8割・実施1割・説明1割で成り立っている」と思うようになりました。




💡 なぜ準備が成果を左右するのか?


段取りが明確になる

入院後いつまでにどんな動作をチェックしておくべきか逆算できるようになるため、患者さんにも「今日はBの動作のチェックを行いますね。その理由は◯◯のためです」と伝えられるようになりました。


想定外に強くなる

とはいえ、患者さんも人間ですから当然想定外の事態は起きます。

事前に情報を仕入れているので、ゴールまでのルートマップもできている状態です。そのため冷静さを損なわずにいられます。


自信につながる

これだけ準備したんだからできなかったらもう一度情報収集から始めようと思えることで実施しようとするリハビリプログラムにも自信がもてます。



準備を徹底すると、未来の自分を助けるてくれるのです。




✅ 誰でもできる“準備習慣”3選

私もやっている準備の方法をお伝えします。

めっちゃシンプルですが笑


① ゴールを1行で書き出す

「今日のタスクはなにか?」を手帳やスマホに書き出します。

あまり具体的に書きすぎると書く時間もかかりますし見直すときの時間を要しますのでここでは1行程度の文字量にしています。

私は各患者さんごとにタスク管理していますので、

患者A:トイレ動作・自立

患者B:歩行・自立

患者C:入浴動作・確認

このくらいの文字量にしてます。(*敬称略です)




② 質問予測・トラブルを3つ考える

・これは相手の性格や関係値にもよるのですが、「調子はどうか?」と漠然と質問するよりはある程度クローズド・クエスチョンにしてしまったほうが相手が「はい/いいえ」の二択で答えられるため負担は少ないと思います。

・トラブルというよりは相手の損失を回避するにはどうしたらいいかを考えます。

私の場合は、患者さんが転倒するという事態が一番の損失となりますので、

転倒させない・転倒しない状況はどんなものかを考えています。



③ 翌日の準備は前日に終える

資料・持ち物・やることを前日に整えておく…

私の場合は、準備の量にもよりますが、1週間前から準備を開始することも多々あります。どれだけ失敗したくないのでしょう笑

前日までに準備を終えておくということは、準備に何が必要かということは把握できているということです。いわば準備の準備です。

案外ここが最も時間が必要な作業なのかもしれません。




✨ まとめ

仕事で成果を出すために大事なのは、本番の瞬間よりも、その前にどれだけ準備できたか

準備8割の習慣を身につければ、不安に振り回されず、安心して実力を発揮できます。


小さな準備の積み重ねが、大きな成果をつくる。

これが、僕が伝えたい「ミクロ習慣」です。


👉 次回は「説明力編」。

言いたいことを言えずに悩んでいた僕が、具体と抽象・要素分解で伝える力を鍛えた方法を紹介します。



はじめまして! よーへいです。 (1).png

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