- 投稿日:2025/08/25
- 更新日:2025/08/25

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要約
盛升「かろらかなり」は白ワインのような酸味が印象的。濃厚な料理を軽やかにまとめてくれる一杯です──どんな相性が生まれたのか、続きは本編で。
今回は、神奈川県厚木市の老舗酒蔵「黄金井酒造」が醸す「盛升(さかります)」のシリーズから、夏にぴったりな一本「かろらかなり」を取り上げます。そして、実際に合わせてみたペアリング体験もご紹介します。
◆ 黄金井酒造と「盛升」について
黄金井酒造は文政元年(1818年)創業。200年以上の歴史を持つ酒蔵で、東丹沢の伏流水を仕込み水に使用し、昔ながらの丁寧な酒造りを続けています。
「盛升」という銘柄名には、“升いっぱいに盛られた酒のように、人々の幸せが満ちるように”という願いが込められているそうです。
杜氏の技を継承しつつ、自社杜氏を育成する取り組みにも積極的で、全国新酒鑑評会では連続入賞を果たすなど、確かな実力を持つ蔵元です。伝統を守りながらも、新しいスタイルの日本酒に挑戦し続けています。
◆ 「かろらかなり」の味わい
「かろらかなり」は、アルコール度数12%の低アルタイプ。青いボトルの印象通り、軽やかで爽やかな酸味が特徴です。実際に口に含むと、その酸味と透明感はまるで白ワイン。ただ「ワイン的」と表現するよりも、「白ワインそのものに近い味わい」といった方がしっくりきます。

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