- 投稿日:2025/10/05

今朝、知り合いの60代のご近所さんが交通事故で亡くなったという話を耳にしました。
突然の知らせに「えっ、まさか」という驚きとショックで胸がいっぱいになりました。
その瞬間、これまでその方と交わした挨拶や会話が走馬灯のように頭をよぎり、「人は本当にいつ、死が訪れるかわからないのだ」と痛感しました。だからこそ私は、やりたいことを先延ばしにせず、挑戦しながら後悔のない人生を歩みたいと強く思っています。
人は誰しも「いつかやろう」「そのうちやればいい」と思いながら日々を過ごしています。しかし、その「いつか」は突然奪われることがある。今回の出来事を通じて、私自身がそう実感しました。
ご近所さんは決して高齢ではなく、まだまだ元気に暮らしていけるはずの年齢でした。それでも交通事故という突然の出来事で命を落とされてしまった。昨日まで生きていた人が今日はいない。そう考えると、自分に残された時間がどれくらいあるのかは誰にもわからない。未来が当然のように続くとは限らないのです。
もし自分が明日、命を落とすとしたら…。「やりたかったことをもっとやっておけばよかった」「大切な人に気持ちを伝えておけばよかった」そんな後悔はしたくない。だからこそ、今この瞬間から、行動を変えていく必要があると思うのです。
人生の有限性に気づかされる瞬間は、人によって違うと思います。大病を患ったとき、身近な人を失ったとき、あるいは大きな事故や災害を目の当たりにしたとき。そのとき初めて「当たり前だと思っていた日常が、実は当たり前ではなかった」と思い知らされる。今回の出来事は、まさに私にとってその瞬間でした。
私はこれまで、やりたいことを「いつかやろう」と先延ばしにしてきたことが多くありました。例えば旅行。若い頃は「落ち着いたら行こう」と考え、気づけば時間だけが過ぎていったことがありました。仕事やお金の理由をつけては行動を止めてしまった結果、「あの時行っておけば…」と後悔した経験があります。
一方で、思い切ってやってよかったこともあります。勇気を出して新しい趣味に挑戦したときや、友人や家族に「ありがとう」と伝えたとき、それがその後の自分の人生を豊かにしてくれました。やらずに後悔するよりも、挑戦して経験を積む方がずっと価値がある。これまでの体験からそう実感しています。
そこで私は「やりたいことリスト100」を作りました。小さなことから大きなことまで、自分がやりたいと思うことを100個書き出したのです。リストを作ることで、自分が何を大切にしたいのかがはっきりと見えてきました。今はそのリストを一つひとつ実行に移しながら、少しずつ「やりたいことをやれている自分」に近づいています。
例えば、健康のために始めたウォーキングや、旅行に出かけること、家族と過ごす時間を大事にすること。どれも特別なことではないかもしれませんが、自分の人生を豊かにする大切な挑戦です。
リストを実行していく中で感じたのは、どんなに小さなことでも「叶えた」という実感が積み重なると、大きな自信につながるということです。新しいことに挑戦する勇気が湧き、さらに次の行動につながっていく。逆に、やらないままでいれば、後悔だけが残ってしまう。だからこそ「先延ばしをしない」という姿勢が大切だと学びました。
また、挑戦することは必ずしも成功だけを意味するものではありません。失敗したとしても、それは経験として自分に返ってきます。むしろ挑戦したからこそ得られる学びがある。私はこれからも失敗を恐れず、リストの項目を一つひとつ実現していきたいと思います。
私は今回の出来事をきっかけに、改めて日常の一つひとつを大事にしようと決意しました。朝の空気を吸えること、ご飯を食べられること、誰かと笑い合えること。どれも当たり前に思える瞬間ですが、決して当たり前ではありません。明日も同じように過ごせる保証はどこにもない。だからこそ「今」を味わうことが大切なのだと思います。
また、人とのつながりも意識して大切にしたいと感じました。日々の挨拶やちょっとした会話。それだけで人の心は温かくなります。ご近所さんの死を通じて、そうした何気ないやり取りがどれほど尊いものかに気づかされました。感謝の気持ちや思いやりは、伝えようと思ったときにすぐに伝えなければなりません。「いつか言おう」と思っているうちに、その「いつか」は来ないかもしれないのです。
さらに、「やりたいことを叶えるための行動計画」を持つことも重要だと考えています。ただリストを作るだけでなく、スケジュールに落とし込み、実際に小さな一歩を踏み出す。その積み重ねが、未来を形づくります。夢や希望は、実際の行動が伴ってこそ現実になる。そう考えるようになりました。
この記事を読んでいるあなたにも、ぜひ「やりたいことリスト」を作ってみてほしいと思います。100個でなくても構いません。10個でも20個でも、自分の心が少しでも動くことを書き出してみてください。書いてみることで「自分が何を大切にしているのか」が見えてきます。そして、リストの中から一つを選んで、今日から動き始めてみましょう。
大切なのは完璧に実現することではありません。小さな挑戦であっても「やった」という事実が、自分を勇気づけてくれます。そしてその一歩が、次の一歩を生み出します。人生は思っている以上に短い。だからこそ、立ち止まっている暇はありません。
もしも不安や迷いがあって動けないときは、「やらなかったら後で後悔するかもしれない」と自分に問いかけてみてください。その答えが「後悔する」なら、迷わず挑戦した方がいい。後悔は未来に残りますが、挑戦は経験として自分の力になります。
今回の出来事を通じて、私は「人生における有限性」と「挑戦の大切さ」を学びました。人はいつか必ず死を迎える。その時期は誰にもわからない。だからこそ、今を精一杯生きることに意味があるのです。
知り合いの突然の死は悲しい出来事でしたが、その悲しみを無駄にせず、自分の生き方を見直すきっかけにしたいと思います。そして同じように、この記事を読んでくださった方にとっても「人生を見つめ直すきっかけ」になれば嬉しいです。
今日が人生最後の日だとしても、やり残したことが少しでも少なくなるように。そう願いながら、私はこれからも挑戦を続けていきます。あなたも、どうか後悔のない人生を歩んでください。