- 投稿日:2025/09/04

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要約
多数決でこぼれる子を出さない。水鉄砲ゲームの実例から、選択制・役割分担・安全ルールで『少数派が消えない』合意を作る具体手順と不登校支援への活かし方を解説。
こんにちは、現役小学校教員のりまつです。
私は情緒学級の担任として、これまで多くの不登校のお子さんたちと関わってきました。
一昨年度は3名、昨年度は4名の子どもたちが学校に戻るお手伝いをしてきました。
今日は、クラスで起きた水鉄砲ゲームのルール決めから学んだ、**「多数決をやめて相手に寄り添うことの大切さ」**についてお話しします。
この考え方は、不登校で悩むお子さんへの支援にも大きく関わってくるお話です。
クラスで起きた「白熱議論」の話
水鉄砲ゲームのルール決めで1時間も議論!
先日、クラスで水鉄砲ゲームをすることになりました。
「ルールなんてそんなに話し合うことなんかないんじゃないか」と思っていたのですが、とても白熱した議論になったんです。
議論の中心となったのは、**「水を補給するときに相手を攻撃していいかどうか」**ということでした。
対立する二つの意見
多数派の意見:「補給の時は攻撃をやめよう」
補給の時は攻撃をやめた方がみんなが楽しめる

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