- 投稿日:2025/09/07
- 更新日:2025/10/09
1. デスクトップ、狭くないですか?
ブラウザで調べものをしながら、スプレッドシートに数字を入力。
その合間にメールやChatwork、Slackを確認する…。
気づけばウィンドウがいっぱいに重なって、必要なアプリを探すことに。
「さっき開いたあの資料、どこいったっけ?」と何度も探しているうちに、脳のリソースを削り、作業効率もどんどん落ちていきます。
でも実は、外部モニターを買わなくても Mac1台で“複数の作業スペース”を持てる方法 があります。まるでデスクトップが5つに増えたように、作業ごとに画面を切り替えてスッキリ整理することが出来るんです。
本記事では、そのための設定を、具体的な手順と画像を交えて説明します。
2. 複数デスクトップの作り方とショートカットキーの設定方法
2-1.デスクトップを増やす
<手順1>
Controlキー + ↑(上矢印キー) を押して、画面上部に出てくる以下の画面から [ + ] のボタンを押下すると、新しいデスクトップが追加されます。
2-2.デスクトップに対するショートカットキーの設定方法
「Control+数字キー」で瞬時に特定のデスクトップへ移動できるように設定しましょう。
<手順1>
デスクトップの左上にある🍎アイコンから「システム設定」を選択。
<手順2>
システム設定メニュー内の「キーボード」[図の①]から「キーボードショートカット…」[図の②]を選択
<手順3>
左側の「Mission Control」を選択[図の①]し、さらに右側に表示される「Mission Control」を選択[図の②]すると、最初に追加した”デスクトップ1”へ切り替えというチェックボックスが表示される[図の③]のでチェックボックスをONにします。
最後に「完了」[図の④]を選択して、設定は完了です!
これで黄色枠の通り「 ^1 」( “Control”キー + 数字の”1”〜”5”キー )で、デスクトップの切り替えが行えるようになります。
3. 4本指スワイプ と ショートカットキー の違い
Macではタッチパッドを4本指でスワイプすればデスクトップを順番に切り替えられます。直感的で分かりやすい操作ですが、ショートカットキーを使うことで以下のメリットがあります。
・指を大きく動かさなくていい
ホームポジションから手を離さず切り替え可能。
・狙ったデスクトップに一瞬で直行できる
「Control+1=メール」「Control+2=ブラウザ」等のルール化ができる。
・迷わず作業に戻れる
「どこにアプリ置いたっけ?」と探すムダが減り、脳のリソースを節約。
スワイプは「順番にめくる」操作、ショートカットは「目的地にジャンプする」操作のため、目的のアプリに辿り着く効率の差は歴然です。
4. ルール化のおすすめ例
デスクトップを増やしたら、どこで何をするかを固定化するのが大切です。
慣れてしまえば「考える時間ゼロ」で作業を切り替えられます。
最大、デスクトップ1〜9までショートカットキーの設定ができますが、用途の固定とショートカットキーにより、瞬時に目的のアプリに切り替えられることがメリットだと考えている為、私は覚えておける5つにしています。
覚えられる範囲で、2つでも3つでもお好みで設定してみてください。
用途固定のルール例
デスクトップ1 → メール・チャット
Mail / Chatwork / Slackなど通知系を集約。
デスクトップ2 → ブラウザ
Google Chrome / Safariなど調べもの専用。
デスクトップ3 → ドキュメント作成
スプレッドシート / Docs / Notionなど。
デスクトップ4 → 作業系アプリ
VS Code / Figma / Excelなど集中作業用。
デスクトップ5 → 趣味・余白
YouTube / 音楽 / 個人メモなど。
👉 番号と用途を固定すると、ショートカットで一瞬で切り替えできます。
5. まとめ
Mac1台だけで実現できる“5画面作業”。
「"デスクトップ追加" + "ショートカットキー設定" + "用途固定"」
これによって「探す・迷う」が消え、瞬時に目的のアプリへジャンプできるようになります。
たくさんのアプリを同時に開く必要がある人ほど、脳のリソースを大きく節約できることが実感できると思うので、ぜひ設定してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊
この記事があなたの生産性向上に繋がれば幸いです!