- 投稿日:2025/09/08
- 更新日:2025/11/04
はじめに
「だって」「でも」「だけど」
この言葉を聞くと、私はいつもモヤっとします。
実際はモヤッとどころではなく、信用をなくしているなと思い残念な気持ちになります😔
私は本業で理学療法士として病院で働いています。そこで患者さんや同僚と話をしていても、
「だって〇〇だから…」「でも時間がないし…」
と返されると、話を続ける気がなくなってしまうんです。
あるとき気づきました。
「日頃使っている言葉って行動にも出てしまうんじゃないか」
「だって」、「でも」、「だけど」
この3つの言葉は、行動を止めてしまうような作用があるんじゃないか?
そして、これを口癖にしている人ほど、現状から変わろうとしない傾向があるのではないかと思われます。
それ以来、私はこの3つの言葉を“人生を失速させる言葉=3つのD”と呼んでいます。
第1章:3つのDとは?
人生で使うべきでない3つのD
「だって上司が言ったから」「だって時間がないし」
この言葉は、自分以外に原因を置いて行動を止める“他責思考”のサインです。
「でも無理ですよね」「でも〜」と会話を切ると、そこで可能性の芽も止まります。
心理学的に言えば、現状維持バイアスが強く働いている状態。
リスクや変化を避け、今の自分を守ろうとしてしまうのです。
「やりたい、だけど時間がない」「行きたい、だけどお金が…」
この言葉は、自分の願望を自分で打ち消すブレーキ。
行動しない言い訳を作ることで、挑戦しない自分を正当化しています。
これは認知的不協和(行動しない自分を納得させるための思考)そのものです。
第2章:3つのDがもたらす悪循環
口癖の恐ろしさをお伝えします
まずいの一番に皆さんに伝えたいのは
自分の口癖を一番聞かされているのはあなた自身です!!!(ドーン)
自分の声を一番最初に聞くのは自分自身なのです。
そのため
これらを口癖にしていると、
行動量が減る → チャンスが来ても掴めない
自分以外を責める → 自分の成長が止まる
行動できない自分が嫌になり → 自己肯定感が下がる
という負のループにハマります。
第3章:原因自分論で人生を取り戻す
両学長も提唱している「原因自分論」に切り替えると、
自分でコントロールできる範囲に集中できるようになります。
「だって」を「どうすればできる?」に言い換えるだけで、
脳は解決策を探そうと動き出すんです。
今日からできる「3つのD」卒業チャレンジ
だって → どうすればできる?
行動の主語を自分に戻す質問に言い換え。
でも → まずは一度受け止める
会話では「そうですね」や「なるほど」で一旦肯定。
そのあとに建設的な意見を伝える。
だけど → じゃあまず一歩だけやってみる
やる前に打ち消すのではなく、5分だけ試してみる。
まとめ
「だって」「でも」「だけど」は、行動を止めるブレーキであり、
人生を失速させる3つのDです。
これらを使わないだけで、
行動量が増える
自己肯定感が上がる
人間関係がスムーズになる
人生の主導権を自分で握れる
という好循環が生まれます。
今日から1日だけでも「3つのD」を言わないチャレンジをしてみましょう。
たった一日の小さな実験が、未来の大きな変化につながります
。
