- 投稿日:2025/09/13
- 更新日:2025/09/30

最近、私は「普通でいることって、本当にすごい」と強く感じました。
朝、椅子に座るだけでも落ち着かない――それは自律神経が揺れているかもしれません。普通でいられないときは、体と心からの“休息のサイン”なのかもしれません。
じっとしていられる仕組み(超ざっくり)
自律神経(交感神経/副交感神経):心拍・呼吸・血圧・消化を自動調整。これが安定していると「落ち着いて座る」がしやすい。
脳のはたらき:
前頭葉…注意を向ける・衝動を抑える
視床・大脳皮質…外からの刺激を処理する
→ 静かに集中できる土台を作る。
姿勢と筋肉:インナーマッスルが常に微調整。無意識に体を支えるのは実は高度な仕事。
「普通でいることが大変」になるとき
自律神経がゆらぐ:動悸、呼吸が浅い、ソワソワして座れない。
注意の疲れ:雑念が入りやすく、集中が切れる。
心の状態:不安・緊張が高いと、同じ「じっとする」でも苦痛に感じやすい。
朝に出やすい理由:休息→活動への切替タイム/寝汗で軽い脱水/疲労が残っている。
私の気づき:人と関わることも“奇跡”
人前で話す、友達と話す、食べながら笑い合う――全部が高度です。
言葉選び、呼吸・声帯のコントロール、相手の表情を読む、飲み込む・消化する…
私たちはこれをほとんど無意識でやっている。「普通にできる」は奇跡の積み重ねなんだと実感しました。
守る力としてのセルフケア(私が効いたこと)
朝の“整える3ステップ”
1.起きてすぐ常温の水をコップ一杯(まずは脱水対策)
2.朝の光を浴びる(体内時計リセットで自律神経を自然に切替)
3.すぐ座らず軽く動く(伸び・肩回し・その場足踏み30秒)
そのほか、いつでもできる小ワザ
・短く座る:30秒〜1分で区切り、「いま座れてる」を認める。
・呼吸を“感じる”:数えず、入る/出る感覚だけ味わう2〜3分。
・動きながら落ち着く:止まれない日は、手を動かす・ゆっくり歩く。
・温める:湯船・腹まわりを温めて副交感神経をオン。
・言葉にする:「いま、苦しい」と口に出す(否定しない)。
それでも伝えたい結論
・座れること
・ご飯を食べられること
・人と笑えること
・夜に眠れること
これらは当たり前ではなく、自律神経と心身の調和が守ってくれている奇跡。
だから「落ち着けない」日は、がんばり不足ではなく“休む合図”。合図に気づけた私は、少し優しく自分を扱えるようになりました。