- 投稿日:2025/09/14
- 更新日:2025/09/29
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はじめまして!温Loveロードです!
転勤で暮らしていた九州で、「八十八湯めぐり」というスタンプラリーにドはまり!
転勤中の約5年間、九州中の温泉地に行きまくり。😊
その後、またもや温泉天国の東北へ転勤!
それ以来、寝ても覚めても頭の中は温泉♨️だらけ。
「次はどこの温泉に行こうかなぁ」と、日々妄想に忙しい定年間近のめがね女子です。🤓
外湯めぐりってなに?
外湯めぐりとは、温泉地に点在する共同浴場(外湯)を歩いて巡り、それぞれ異なる泉質や雰囲気を楽しむことを指します。
一度にいろいろな泉質を味わいたい!っていう方にはピッタリ。
旅先の温泉街を散策しながら複数の湯に浸かることで、心も体もリフレッシュできる、まさに温泉文化ならではの楽しみ方なのです!😄
そもそも「外湯」ってなに?
「外湯」とは、旅館やホテルの宿泊者専用である内湯(内風呂)に対して、地域の人々や観光客が誰でも利用できる共同浴場のことを指します。
温泉街の路地や広場に佇む外湯は、地域住民の暮らしの一部であると同時に、旅人にとっては温泉街の雰囲気を味わう入口にもなっています。🤗
規模はさまざまですが、入口を入るとすぐに脱衣所と湯船だけ・・・そんなシンプルなスタイルが多く、素朴さがまた魅力です🤗
なぜ温泉地に外湯があるのでしょうか
外湯の歴史は古く、江戸時代には「湯治(とうじ)」と呼ばれる長期滞在型の温泉療養が広まりました。
その際、人々は宿に内湯を持たず、共同の外湯に通って体を癒していました。こうした背景から、外湯は単なる入浴施設ではなく、人々の交流の場・地域文化の拠点として育まれてきたようです。
近々、3泊4日のプチ湯治に行く予定なので、「湯治(とうじ)」についてはまた別の記事でご紹介したいと思います!
外湯めぐりの魅力
スタンプラリー感覚で巡る楽しみ方
まさに私が温泉にドはまり!したきっかけが”スタンプラリー”でした😄
入湯するごとに”湯守印帳”にスタンプを押してもらう(場合によっては自分で押す)んですが、1つ、2つとスタンプが増えるごとにどうしてももっともっと集めたくなる・・・
で、最終的には全制覇したくなる。この感覚をわかる方も多いのではないでしょうか??
そういえば、スタンプラリーの発祥は何なんでしょうか?!
今後ゆっくり調べてみたいと思います。😄
湯ごとに違う泉質や効能を楽しめる
日本一の外湯がある大分県別府市。
別府市内には100を超える外湯があり、なんと、10種類ある泉質のうち8種類が揃っています。
外湯ごとに源泉が異なるため、泉質や温度、効能がそれぞれ違うのが大きな魅力です!!
さすが、日本を代表する”おんせん県”ですね!🙌
大分県の温泉 | 温泉 | 日本一の「おんせん県」大分県の観光情報公式サイト
別府温泉では、「別府八湯温泉道」というスタンプラリーも開催されています。88湯を巡ると「温泉名人」に認定!
温泉好きにはたまらないチャレンジです♨️
別府温泉の魅力は一言では語り尽くせません…。
後日あらためて、じっくりご紹介する記事を投稿しようと思います。
どうぞお楽しみにお待ちください~🤗
温泉街を歩きながら体験できる旅情
城崎温泉(兵庫県豊岡市)は、1300年の歴史を誇る日本を代表する温泉地のひとつで、「七つの外湯」があります。
城崎温泉観光協会 - 城崎温泉の魅力をたっぷりと紹介する、城崎観光協会オフィシャルサイトです
ここでの楽しみ方といえば、やはり浴衣姿で外湯めぐりをしながら温泉街をそぞろ歩くこと!
風情ある町並みや川沿いの柳を眺めたり、昔ながらの土産物屋やカフェに立ち寄ったりするのも魅力です🤗
食べ歩きも外せません。但馬牛コロッケや温泉まんじゅうを片手に散策するのもおすすめ。
冬には贅沢に松葉ガニを味わえば、城崎の旅がさらに特別な思い出になるはずです。
もちろん、スタンプラリーもあります!(「城崎温泉 ぶらり散歩スタンプラリー」)
代表的な外湯めぐりスポット
私が大好きな外湯スポットを紹介します!
野沢温泉(長野県野沢温泉村)の魅力
日本唯一「温泉」がつく村
野沢温泉村は、日本全国で唯一「温泉」が地名につく村。
名前のとおり、温泉が暮らしや文化に深く根付いています。
野沢菜でも有名な温泉地
野沢菜の発祥地としても知られ、食と温泉の両方を楽しめる観光スポットです。
徒歩で回れるコンパクトな温泉街
観光スポットや外湯がほとんど徒歩圏内。
温泉街を歩きながら気軽に湯めぐりができます。
浴衣で外湯めぐり・・・、最高です~♨️
13か所の外湯と「激熱」湯
野沢温泉には13の外湯があり、それぞれ泉質や雰囲気が異なります。
特徴的なのはお湯の熱さ!!
初めての人は驚くほど熱い温泉体験が待っています。
👇は13の外湯のうち、もっとも入りやすい温度の「熊の手洗湯」
40度と43度程度のお湯に交互に入浴できるようになっています。
初めて野沢温泉を訪れる方は、まず「熊の手洗場」から入湯することをおすすめします。
野沢温泉は複数の源泉があるため、異なる泉質が楽しめるのも大きな魅力です。主な泉質は👇のとおり。
・硫黄泉
・弱アルカリ性単純温泉
・ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
私の大好きな「真湯」は黒と白の湯の花が舞う、白濁の硫黄泉です。
また、「滝の湯」も黒と白の湯の花が舞っていますが、こちらはエメラルドグリーンの硫黄泉です。
あまりの美しい湯にしばし、うっとり・・
入湯料は無料、気持ちはお賽銭へ
外湯は無料で利用できますが、入口にある賽銭箱へのお布施が外湯の維持につながります。
地域文化を支える意味でも、ぜひ協力を!!
※地元の町内会が水道等の維持、掃除等が行っています。 旅人は、この地元の財産である温泉を使わせて頂いている形です。
もちろんスタンプラリーもあります!
外湯だけでなく、名所や旧跡を中心に27か所の集印所が設けられており、集印帳に10個以上、または20個以上のスタンプを集めるとオリジナル記念品がもらえます。
旅の思い出づくりに、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
私は2泊3日の旅で9湯に入湯しました!
残りの4湯を制覇すべく、近いうちに再訪を計画中です😄
野沢温泉に新たな魅力として誕生した「野沢温泉蒸留所」
外湯めぐりの途中で発見した小さな蒸留所。
調べてみると、地元の清らかな水と自然の恵みを生かし、クラフトジンやウイスキーを生産しているとのこと。
こ・これは試せねば!!
地元ならではのボタニカルを使った香り豊かなジンのテイスティングを楽しむことができました。
こういった発見もまた楽しいですね~🤗
※最近はスキーシーズンになると海外からの観光客が多く訪れるため、昔ながらのしっとりとした風情は少し薄れてきています。ただ、冬以外の季節は比較的静かに、ゆったりと温泉に浸かれるのでおすすめです。
外湯めぐりを楽しもう!!
何湯くらい回れる?時間と体力の目安
一般的には 1日で3〜5湯程度 がちょうどよく、体にも負担が少なくおすすめです!
私のようにスタンプラリーや「何湯回れるか挑戦!」を目的にするようなチャンジャー派はかなり体力を使うので、温泉慣れしている人向けですのであまり無理せずに。
いずれにしても適度な休憩や水分補給を挟むのが大切です。
タオル・着替え・湯めぐり道具の持参
外湯は共同浴場なので、基本的にシャンプーやボディソープは置いてありません。
タオルは必須で、複数の湯を回るなら小さめの手ぬぐいや速乾タオルが便利です。
冬場は特に湯冷めしやすいので、着替えや羽織れるものがあると安心。スタンプラリー帳や飲み物も持っていくと、より快適に湯めぐりが楽しめますよ~🤗
マナーと注意点(かけ湯・静かな利用など)
外湯は旅人だけでなく、地元の方々にとって日常の生活の場でもあります。入浴前には必ずかけ湯をして体を清め、湯船の中で体を洗わないようにしましょうね。
また、浴槽はとても熱いことが多いです。水で薄めてよいかどうかはその温泉地ごとのルールがあることが多いので、常連さんがいる場合は是非聞いてみることをおすすめします。
あと、浴室内では大声で話さず、静かに楽しむのも大切なマナー。みんなで気持ちよく外湯を楽しみましょう~。
最後に
泉質の違いや町歩きの楽しさ、そして地域に根付いた温泉文化…。
外湯めぐりには、旅の魅力がぎゅっと詰まっています。
あなたもお気に入りの一湯を探しに、外湯めぐりへ出かけてみませんか?
もしおすすめの温泉があれば、ぜひ教えてくださいね♨️
最後までお読みいただき、ありがとうございました🙇
温泉が皆さまの健康と癒しの一助になりますように!🙌