- 投稿日:2025/09/15

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要約
成果を出す人ほど陥りやすい「思考のバイアス」。完璧主義、成功体験、スピード優先、自己過信、責任感の5つを取り上げ、メリットとデメリットを整理しながら、実務で役立つ対処法や、議論や相互理解に活かす視点を解説します。
仕事ができる人ほど、ハマる「思考のワナ」
「仕事ができる」と評価される人ほど、実は無意識のうちに“思考のバイアス”にとらわれやすいものです。
なぜなら、成果を出してきた経験や、周囲の信頼が強ければ強いほど、その思考のパターンが正しいと感じやすくなるからです。
ただ、このバイアスに気づかずにいると、判断を誤ったり、自分を追い詰めたり、チーム全体に負担をかけてしまうことがあります。
今回は「仕事ができる人が陥りやすい思考バイアス」を5つ取り上げ、メリットとデメリットを整理しながら、実務に役立つ対処法を紹介します。
そもそも「バイアス」とは何か
バイアスとは、物事の見方や判断に偏りを生む“心のクセ”のことです。人間は誰しも完全に合理的ではなく、無意識のうちに「こうに違いない」と思い込む傾向があります。
バイアスがあるからこそ、私たちは情報を素早く処理し、行動に移せます。もし一つひとつの選択をすべて論理的に検討していたら、日常生活も仕事も前に進まないでしょう。

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