- 投稿日:2025/09/20
- 更新日:2025/10/11
こんにちは。元大手大学受験予備校職員の”たけいし”といいます!
私はこれまで大学受験予備校で多くの受験生、保護者と関わってきました。
受験シーズンが近づくと、受験生は「勉強一直線」で頑張ります。
保護者も「いよいよだ」と緊張感が高まってくる時期ですね。
だからこそ、本番で落ち着いて臨むために、保護者は冷静に準備を進めておきたいところです。
この記事では、遠方の大学を受験する際に必要となるホテル選び・予約のポイントをまとめました。
・いつから予約すればいい?
・どんなホテルを選べば安心?
・宿泊費を抑えるコツは?
受験生と保護者が安心して本番に臨めるように、ぜひ参考にしてください。
1. ホテルを選ぶときのチェックポイント
・試験会場から近い or ターミナル駅から近い ホテルを選ぶ
朝の通勤ラッシュや乗り換えの負担を避けられます。複数の大学を受験する場合は、ターミナル駅近くのホテルも便利です。
・周囲の環境に注意
繁華街に近いホテルは夜が騒がしく、眠りにくいことも。静かで落ち着ける場所を優先しましょう。
・コンビニが近いか確認
軽食や飲み物を買えると安心。いざという時の買い出しにも便利です。
・「受験生プラン」があるホテルも
電気スタンドの貸し出しや早朝の朝食対応など、学習・受験に配慮したサービスがある場合があります。
💡 体験談
ある保護者の方から聞いた話では、「繁華街のホテルを選んだら夜中まで外が騒がしくて子どもが眠れなかった」とのこと。翌日の試験では集中できず、かなり悔やんだそうです。立地の条件は「近い」だけでなく「静かさ」も重視しましょう。
2. 予約はできるだけ早めに
条件の良いホテルは直前だと埋まってしまいます。
特に最近は観光客需要もあるため、数か月前から予約するのが鉄則です。
早い人だと8月頃から予約をしている人もいるくらい。
・「どこを受験するか未定…」という場合も、まずは仮予約を。
・キャンセル料は直前でなければかからない場合が多いです。
👉 注意点:格安だけどキャンセル不可というプランもあるため、条件を確認してから予約しましょう。
また、受験生本人に「ホテル予約したよ!」と強調しすぎるとプレッシャーになることもあります。
さりげなく保護者が準備しておくのが安心です。
💡 失敗談
「受験校が決まってから予約しよう」と思っていたら、希望するホテルがすべて満室…。仕方なく遠くのホテルに泊まることになり、当日朝の移動が大変だったという声もよく聞きます。
3. 大学や旅行会社の「受験生向け宿泊情報」をチェック
・大学公式HPの「受験生向けページ」には、受験生専用プランを紹介している場合があります。
・大手旅行会社の宿泊サイトでも「受験応援プラン」を検索可能です。
👉 設備やサービスが受験向けに整えられていたり、早期割引があったりするので必見です。
4. 当日のトラブルを防ぐために
・モーニングコールを利用する
慣れない環境では寝付きが悪くなることも。自分の目覚まし時計と併用すると安心です。
・会場までのルートを下見する
ホテルから試験会場までの所要時間を実際に確認しましょう。交通機関の遅れを想定して、時間に余裕を持って出発することが大切です。
💡 体験談
私が予備校で担当していた生徒の中には、「試験当日に乗る電車を間違えてしまい、ギリギリに到着した」というケースもありました。余裕を持って出発すること、さらにできれば前日にルートの下見しておくことをおすすめします。
5. 宿泊費を抑えるポイント
・早めに予約する → 複数ホテルを比較。料金が上がる前に確保。
・大学HPや旅行会社の宿泊サイトをチェック → 割引や特典が付くことも。
・連泊プランを活用する → 連続受験なら主要駅近くのホテルで連泊。ホテルを移動せず費用削減。
ただし「安さ」ばかりを追いすぎるのは禁物です。
大切なのは 受験当日に安心して臨める環境 です。
費用と条件のバランスを見て、後悔のない宿泊先を選びましょう。
6. 宿泊に持っていくと安心なもの
・多めの着替え
・洗面用具
・雨具
・目覚まし時計
・めがね、コンタクトレンズ
・カイロ、ひざ掛け
・充電器、モバイルバッテリー
・除菌シート、アルコールスプレー
・路線図や時刻表、会場までの地図(紙であればより安心)
・交通系ICカード
・現金(小銭も!)
・その他、受験で必要なもの
・・・など
👉 準備リストを前日までに確認して、忘れ物を防ぎましょう。
まとめ
受験本番を安心して迎えるためには、 宿泊先の準備を早めに始めること が大切です。
ホテル選び・予約のタイミング・持ち物の準備まで整えておけば、当日余計な不安を抱えることなく試験に集中できます。
💡 実際に宿泊先の環境が大きな差を生むこともあります。
「準備しておいてよかった」と思えるように、できることは早めに行動しておきましょう。
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