- 投稿日:2025/09/22
- 更新日:2025/09/29
![[たくさん思考するために、決めることを減らす]スカーシティマインド(欠乏感)の潰し方](https://storage.googleapis.com/library-production-b8884/uploads/library_article/thumb_url/88199/thumb_IMG_4588.jpeg)
ヤッホー♪けんちゃんです。
突然ですが、あなたは今、精神的に満たされていますか?この問いに対して「ノー。欠乏感に囚われている。」という回答をした人は、IQが著しく低下している可能性大です。
スカーシティマインド(欠乏感)を感じている人は、IQが約13ポイントも低下してしまうことが判明しています。1番モテる知的さであるIQ120の人がIQ107(偏差値50レベル)に、IQ100の人がIQ87になってしまうわけです。これは、一晩徹夜したときと同じくらいのダメージです。
これが、「貧乏な人ほど金遣いが荒い」ことの原因です。予算がカツカツなのに外食をしたり、酒やタバコに溺れたり・・・。お金の不安を抱えている人は、そのせいで脳のリソースが圧迫され、自己破壊的な行動を取りやすくなってしまいがちです。
これは他人事ではなく、スカーシティマインドはあなたの脳にも襲いかかっているかもしれません。もしそうである場合、どうやって立て直せばよいのか。今回は、そんな「スカーシティマインドの潰し方」を3つ解説していこうと思います。
決断疲れをなくそう
脳が疲れるのは、仕事をしている最中ではありません。「タスクを切り替えたとき」「迷っているとき」なのです。
スティーブ・ジョブズが毎日同じ服装で出社していたのも、この「意思決定による脳の疲れ」をなくすためです。僕たちも、服装に限らず、日常生活のいたるところでこの姿勢を真似ていこうというわけです。
例えば、「不要な銀行口座を解約して、お金はネットバンク1つ(+予備1つがあってもよい)で管理すること」などが有効です。マネーフォワードMEといった家計簿アプリと併用すれば鬼に金棒ですね。
こうやって、ミニマリストのように身軽になることには多くのメリットがあります。
まずはなんといっても、行動力のアップが見込めます。持ちものの少なさと行動力は比例するからです。モンゴルの部族が大移動できたのも、彼らがほとんど荷物を持っていなかったからです。
また、ジョブズの話と同じく、重要なことに脳のリソースを使う余裕が生まれます。所有しているモノは、無自覚のうちに僕たちの判断力を蝕んでいます。形あるものはいずれ無くなるので、モノに執着せずに集中力を重んじましょう。
ホワイトスペースを作ろう
次に紹介するテクニックは、「何もしない時間を意図的に確保する」ことです。空白の時間があってこそ、脳はクリエイティブな発想を生み出すことができます。記憶の定着が促されるのも、ぼーっと休んでいるときです。そして何より、ずっと緊張状態を続けていては神経が疲弊し、やがて燃え尽き症候群に陥ってしまうでしょう。
僕が、ホワイトスペース確保の方法としておすすめするのは「1つのタスクを終えたら、次にタスクに取りかかる前に3分間のインターバルを設ける」ことです。これは、僕が試してきた集中力持続テクニックの中で、最も効果絶大でした。
現代人は、マルチタスクになりがちです。しかし、それでは脳のパフォーマンスを存分に発揮できません。僕たちが心がけねばならないのは、シングルタスクです。1つ1つの仕事を、小休止を取りながら順番にこなしていくことで、僕たちは没頭力をもって生きることができます。
また、ホワイトスペースに加えて、寝る2時間前からのデジタルデトックスも推奨します。夜はスマホやパソコンを触らずに、読書をすると心が落ち着きます。他にも、お風呂に入ってのんびりすることも、思わぬ名案が浮かんで人生が上向くきっかけになりえます。
感謝のメリットを享受しよう
最後にお話しするのは、「大切な人たちに『ありがとう』を伝えようぜ!」ということです。
実は、感謝をすることには計り知れないメリットがあります。例えば、健康面では、うつ病リスクの低下やアンチエイジング効果があります。仕事面では、生産性やカリスマ性の向上に繋がります。また、意外なことに経済面でも、貯金が増えて浪費が減るという効果があることが判明しています。これは、短期的な快楽よりも長期的な価値に目が向きやすくなることを示しています。
そんな「努力最小限で人生を変える方法」である感謝の力。これだけのメリットを、なんと僕たちは「週に1回、5分」実践するだけで得ることができるのです。
具体的アクションとしては、「大切な人に『ありがとう』を伝える」のが王道ですね。その他にも、「感謝の手紙を書く」ことも有効です。僕も高校生の頃、漫画「僕のヒーローアカデミア」を貸してくれていた同じ部活のメンバーに、毎週ありがとうメッセージを書いていました。
こうして相手を想えば、心が満たされてスカーシティマインドも打破できるようになります。「ありがとうを言った者は、言われた者以上に幸せになる」のかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか。今回紹介した「心の余裕の作り方」は、実践しやすい形になっているかと思います。ぜひ、皆さんも「意思決定の回数を減らし、ぼんやりするゆとりを確保し、感謝の気持ちを持つ」ことで、満たされた心を作っていってくださいね。
どうぞよしなに☺️