• 投稿日:2025/10/13
被害急増中❗️『ニセ警察官』詐欺の手口と被害から大切な財産を守る方法❗️

被害急増中❗️『ニセ警察官』詐欺の手口と被害から大切な財産を守る方法❗️

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あっきー

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要約
近年、警察官を名乗る「ニセ警察詐欺」の被害が急増しています。 一本の電話をきっかけに犯罪の疑いがかかっていると不安をあおり、ビデオ通話で制服姿や警察手帳、逮捕状を見せるなど警察官と信用させ、現金を要求してきます。 本記事では、最新の犯行手口や取るべき対策を解説します。

1 最近の特殊詐欺(ニセ警察詐欺)の情勢

 近年、警察官を騙る特殊詐欺(ニセ警察詐欺)被害が急増。1件あたりの被害は数百万円から数千万円に上ることも‼️

 ここ最近、学長もライブで触れていたとおり、冷静であれば明らかに異変に気付く内容でも、疲労や多忙等の状態下では、その罠にかかる危険性が十分にありますし、お金の知識がない場合も被害に遭う危険は増します。

 警察庁によると、令和7年上半期の「ニセ警察詐欺」の認知件数は 4,737件、被害額は 389.3億円。特殊詐欺全体の中で割合は最大です。また、特殊詐欺に利用された電話番号のうち、約73.5%が国際電話番号です。オレオレ詐欺と言えば、以前は被害者の多くを高齢者が占めていましたが、「ニセ警察詐欺」では、不安を煽る手口から、あらゆる年代の方が被害に遭っています。

 警察庁のHPはこちら

 特殊詐欺(オレオレ詐欺)が世間に広まって約20年、犯人グループは電話・ビデオ通話・SNS・偽サイトなど、複数の通信手段を組み合わせたり、実在の警察施設の電話番号を偽装したりするなど、手口は日々ますます巧妙化・多様化しており、自らや周囲の人の被害を防ぐためにもその手口を知ることが大切です。

2 主な手口の具体例

 以下は最近確認されている主な犯行手口で、犯人グループはこれらの手口を組み合わせて騙してきます。どれも「こんなことがあったら詐欺かも」というヒントにしてください。

1 国際電話番号(+〇〇等)や自動音声を使用

 着信画面に「+〇〇」などと表示されたら要注意‼️これは国際電話、詐欺電話の多くは国際電話から始まります。また、最初から警察を名乗るケースは少なく、自動音声を含めて通信事業者等を名乗り、「あなたの電話番号が使えなくなります。1を押してください。」、「詐欺グループの捜査であなたのキャッシュカードが見つかった、あなたの口座が犯罪に使われている」などと始まり、「電話を警察に転送します」とニセ警察官に繋がれます。

2 実在の警察の電話番号が偽装表示されることも

 中には、特殊なアプリを使用して、某県警本部の代表電話など実際の警察施設の電話番号を表示させる手口も確認されています。表示番号だけで信用せず、紹介する手口のような不審点がないか確認することが重要です。

3 ニセ警察官によるビデオ通話を使用した騙し手口

 ニセ警察官に電話が繋がれると、「あなたの口座・電話が犯罪に使われているので被害届を提出してほしい」とか、「あなたに犯罪の疑いがかかっている」と不安をあおられ、「〇〇警察本部(署)まで出頭してほしい」と遠い警察への出頭を求められ、難色を示すと「ビデオ通話で取調べます」として、世間で広く利用される「LINE」に誘導される事例が非常に多くなっています。
 ビデオ通話では、制服姿のニセ警察官が警察手帳や逮捕状のような物を見せ、「このままでは逮捕される」「逮捕を避けるために資産調査が必要」「疑いが晴れれば逮捕されない」などと、アメとムチを巧みに使い、信用を得た上で現金を準備させたり、振込を要求してきます。さらに、「このことは守秘義務が課される」とか「誰かに話すと罪に問われる」などと家族や警察に相談させないための工作もしてきます。

4 性的被害を伴うケースも

 女性に対しては、「身体特徴を確認するため」などと服を脱ぎ裸になることを要求し、撮影・脅迫されるケースも。

3 被害を防ぐためのポイント

 次のポイントを押さえて、家族や友人、同僚等と共有・確認し、被害を未然に防ぎましょう。

1 国際電話番号や登録されていない電話には出ない
 「+〇〇」などの国際電話番号や登録されていない電話番号が表示されても、電話に出なければ騙されることはありません。また、出たところ自動音声であればすぐ電話を切りましょう。

 そもそも、学長ライブのとおり、国際電話を受ける必要はほとんどの方が無いはず。警察庁も国際電話を着信拒否する取組を推進しています。

 国際電話ブロックはこちら

2 電話で「警察」を名乗る者を信用しない、「本物警察」に確認
 本物の警察は次のようなことは絶対にしません。

  ✅ LINE等のSNSを使用せず、ビデオ通話で取調べはしない

  ✅ 警察手帳や逮捕状の画像を送らない

  ✅ 現金・キャッシュカードを要求しない

 本物の捜査は秘匿が原則で、SNSを使うなどあり得ず、手帳等も対面で示します。相手に逮捕状が出ていると告げれば逃げられます😅、そのようなことは絶対にしませんので、落ち着いて対応することが大事です。

 また、犯人グループからこのような接触があっても、家族や警察、友人等に相談することで、ほぼ全ての事例で被害に遭うことはなかったと言われます。

 本物の警察からの連絡も含めて、「警察」を名乗る連絡があれば、着信履歴の番号にかけるのではなく、インターネットで調べた最寄りの警察署に確認すれば間違いはありません。

4 まとめ(大事なポイントのおさらい)

🔺「あなたが犯罪に関与」と言われたら詐欺

🔺 電話番号表示が偽装されることも

🔺 警察が ビデオ通話やSNSで連絡することはない

🔺 警察は 現金やカードを要求しない

✅ 少しでも不安なら 「警察相談ダイヤル#9110」や家族に相談!

 「ニセ警察官詐欺」は、その手口を知っていれば防げるものが大半ですが、年代問わず誰でも騙されるほど巧妙な手口となっており、日々様々な媒体で注意喚起がされているにも関わらず、被害が後を絶たず、被害も前年を大きく上回る状況です。

 せっかくリベの教えで資産を築いても、騙されれば資産を失うのは一瞬のことです。この記事をきっかけに、犯人グループの手口を家族や友人等と共有して 「守る力」を高め、自らや大切な人の財産を守りましょう🙇

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