- 投稿日:2025/09/27
- 更新日:2025/09/30

はじめに
私は飛行機が大好きで日々の生活でマイルを貯めています✈️
先日夫が「自分はマイルのことはよくわからない」「貯めていないから自分には関係ない」と言い放ったので、思わず「マイルは家族の資産です!」と返しました。
きちんと夫に伝えきれていなかった反省もあり、ポイントとの違いをいろいろ調べて行くと意外なことがわかりました。
マイルは家族の資産になるの?ポイントは?
結論
📌マイルは家族の資産になる
📌ポイントは資産にならない
理由はマイルは現金のような“相続財産”ではありませんが、家族で使える制度があり、死亡時も遺族の申請で移行できる特例(ANA/JAL)が用意されており実生活では家族の資産として機能するから。
一方でポイント(楽天・d・V・Ponta 等)は相続不可が基本で、死亡時は失効してしまいます。
例外:ホテル系ポイント(例:Marriott/Hilton)は遺族への一括移転可の制度あり。電子マネー残高(Suica/PayPay残高 等)は払い戻しできるので相続対象になり得る。※PayPay“ポイント”は不可
※詳しくは下記の表にまとめています。
マイルとポイントは似て非なるもの⁉︎
マイルもポイントも一見同じ“ポイント”ですが、どこで貯まって、どんな風に使えるかは大きく違います。
マイル(航空系)
航空会社が運営。飛行機や提携サービスで貯まり、特典航空券や座席アップグレードに換えられる。
⇨1マイル=1円以上の価値になることも(ビジネスクラスや国際線では十数円相当になることも!)
ポイント(買い物系/ホテル系)
楽天・d・Pontaなど流通系や、マリオット・ヒルトンなどホテル系が運営。
⇨基本は1ポイント=1円換算が多い。ショッピングや宿泊に使えるが、価値が大きく跳ねることは少ない。
💡つまり:
マイルはレバレッジが効いて、“夢のような旅行”につながる。
買い物系ポイントは“毎日の暮らし”を支える。
ホテル系ポイントは“非日常を楽しむ体験”につながる。
同じ「ポイント」でも、使い方がまるで違います。
亡くなったらマイルやポイントはどうなるの?
マイル:ANA・JALは「死亡後6か月以内」に申請すれば遺族が引き継げる特例がある。
ポイント:ポイントは会員が亡くなった時点で失効、電子マネーの残高分のみ払い戻し可能。ただしホテル系のポイントは一括移転可能。
代表的なポイントについては以下のとおり。
ポイントや電子マネーの相続可否一覧表
※2025年9月現在
なぜポイントは資産にならないの?
それはポイントは「資産」ではなく「サービス会社の約束事」だからです。
お金や株のように法律で守られた財産ではなく、運営会社が決めたルールに従う“特典”にすぎません。
有効期限があり、期限が来ればゼロになる
会員が亡くなった時点で失効する(相続できない)
会社がサービスをやめれば一瞬で消えてしまう
つまり、積み立てて残すものではなく、その都度使ってこそ価値があるもの。
だから「資産」とは呼べません。
学長の「ポイントは使い切れ!」の真意
学長の動画では「ポイントは必ず使い切るべき」として、次の5つの理由が挙げられています。
①ポイントを貯めることが目的になってムダな買い物をしてしまう
②ポイントのために不利な条件で買い物してしまう
③発行会社が倒産したり、利用できる店が閉店するリスクがある
④有効期限がある
⑤利息がつかない
今回調べてみてこの5つに加えて、「相続できない」という大きなリスク があることもわかりました。
つまり、ポイントは「会社都合や時間の経過」で消えるだけでなく、「持ち主が亡くなった時点でも消える」ものが多いです。
だからこそ、日々の暮らしを少し豊かにするために貯めずに使い切るのが正解なのだと思います。
※ポイントをマイルに替える方法もありますが、効率や還元率の問題があるので今回は触れていません。
もちろん、マイルにも有効期限があります。ANA・JALともに基本は3年で失効します。でもマイルは家族でまとめて使えたり、1マイルが十数円の価値になることもあるので、計画的に使うことで圧倒的に資産的な意味合いが強いです。
👉 ポイントは“今日を豊かに”
👉 マイルは“明日を特別に”
ポイントもマイルも「正しく使う」ことで家計と人生を豊かにしてくれるはずです✨
※参考動画
【必ず使い切れ】ポイントを「絶対に貯めずに使い切るべき」5つの理由【お金の勉強】:(アニメ動画)第131回 https://www.youtube.com/watch?v=I2Inp8ONTGI
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