- 投稿日:2025/11/01
- 更新日:2025/11/05
はじめに
資産形成や価値観マップを進めていく中で、
「お金や時間に少し余裕ができた。」
「さて、これから何をしよう?」
と考える方もいるのではないでしょうか?
自分のためにお金を使うのもいいけど、
誰かのために…
次世代の子どものために何かしたい――
そう思っても、
🌕「仕事があるから休日しかできない」
🌕「このご時世、気軽に子どもに声をかけて不審者扱いされるのも怖い」
と感じる方も多いはず。
知ってほしい!「1日里親」
🍩自分の都合の合う1日だけ、
🍩児童養護施設の子どもを迎え、
🍩楽しい時間を過ごすだけ
子どもが喜び、自分も満たされる――まさに“三方よし”の社会貢献💖
「1日里親」を知ったきっかけ
オキネ夫婦は共働きで、ある程度の資産を築き、
将来の見通しも立ったタイミングで妻のオキネが正社員を退職。
詳細は「雇われマインドからの解放~正社員が正解は思い込み~」をお読みくださいm(__)m
「雇われマインド」から解放され、
「さて、自分は本当は何をしたいんだろう?」
と自分の心に問いかけたとき、
出てきた答えが――
「日本の子どもたちの未来が、少しでも明るくなる関わりをしたい」
という想いでした。
それは、人間の本能として「次の世代を育みたい」という気持ちの表れだったのかもしれません。
1日里親ってなに?
「1日里親」とは、児童養護施設の子どもが夏休みや週末などに里親の家庭で一定期間、家庭生活を体験する制度です。
「ショートステイ里親」と呼ばれることもあり、施設や自治体によって仕組みは多少異なります。
目的は、
🍬家庭生活の温かさを体験すること
🍬情緒を安定させること
🍬将来への第一歩を学ぶこと
私たちは、里親制度の研修を受けた養護施設にてこの制度を知り、ボランティアとして参加することにしました!
研修は2日程度で、必要書類に記入し、審査の結果もすぐ届きました✉
登録後に施設の担当者さんから預かる子供の年齢性別特徴などを教えて頂き
🍪施設側からの要望
例「靴を買ってきて欲しい」「夏用の衣服を買ってきて欲しい」など
🍪預かる日にち・時間帯
🍪行く場所
🍪何をして遊ぶか
などを相談して、子どもをお預かりする流れになります!
具体例:実際の子どもとの1日
初めての1日里親では、小学高学年の男の子2人と「靴を買いに行く」というミッションが与えられました。
最初は緊張しました😖
🥝「初対面だし、どんな話題を振ればいい?」
🥝「小学生男子って何が好きなんだろう?!」
🥝「楽しませられるかな?」
🥝「急に走り回ったり、暴れたらどうしよう💦」
でも、実際に会ってみると不安はすぐに消えました。
2人とも礼儀正しく、自分の希望をしっかり伝えてくれたのです😄
靴選びをサポート👟
施設から預かったお金は大人が管理し、
子どもたちは予算の範囲で靴を選びます!
👦A太くんはデザインも機能性も重視したお気に入りの1足を購入👟
🧒B也くんは、予算内で実用的な靴とオシャレな靴を2足選びました👟👟
予算内で靴を買うだけでも、子どもたちそれぞれの価値観が光る買い物体験
勉強になりました🌟

養護施設のみんなと職員さんと買い物に行くこともありますが、ゆっくり選ぶ時間はないとのこと⌛💦
1日里親なら家族でゆっくり買い物する体験ができることが
子どもたちにとって貴重な体験になるそうです。
回転寿司🍣
回転ずしのタブレット注文も楽しいアクティビティ✨
私達の食べたいものも、お願いしたら子どもたちが注文してくれます!
お寿司が届くのもワクワク🍣
気配り上手でお皿を取ってくれる姿も微笑ましく、楽しい時間に😄
楽し過ぎてみんなで食べ過ぎてしまい、
「お腹いっぱいで苦しいね🐷💦」と話すのも楽しかった!

映画館🎬
打ち解けてきた2人から
🍿「ポップコーン食べていい?」
🧃「ジュースもいい?」
と無邪気な声が🤭w
「もちろんいいよ!」
と答えると、笑顔が弾けました😁
お腹が一杯で映画の最中ちょっと寝てしまったのは秘密…💤
ゲームセンター🎮
「一人1000円ね!」と予算を決めて遊びます🌟
👦A太くんはクレーンゲームに夢中。
お目当てのぬいぐるみ
なかなか思うように取れません💦
9回目の挑戦でようやく景品をゲット🌟
嬉しくて思わずハイタッチ👦✋✋🦊✨✨

👦「自分で取れたの初めて!夏休み最高の思い出!」
その言葉に、胸がじんわり温かくなりました🥲💕
施設の先生にも「自分で取った」とぬいぐるみを自慢げに見せ、
「一緒に寝る」と本当に喜んでいる様子
こちらまで嬉しい気持ち💖
大人なら1000円のクレーンゲームでこんなに喜べるでしょうか?
若い時のお金は、年を取ってからより大きな価値を生むって本当ですね!
その日だけじゃ終わらない関係
せっかくできたご縁。
1日で終わりにするのはもったいない。
後日、我が家にもお2人を招きました🏠
一緒にスーパーで買い物をして、たこ焼き&ハンバーグパーティー!
買い物リストを見ながら食材を探す🕵
宝探しのようで、楽しい時間
キャベツ一つ買うにも、
🥬どれくらい必要?
🥬値段は適正?
🥬新鮮?
相談しながらお買い物!

支払いの際、クレジットカードを出すオキネを興味深々で見つめる2人
🦊「クレジットカードは一括払い。リボ払いはダメ!!」
理解したかは分からないけど、お買い物も金融教育になります
(将来、思い出してくれたら嬉しいな…笑)
🍳料理を作って、
📺映画を観て、
💻YouTubeを教えてもらって、
🎮ゲームもして。
夫婦2人では味わえない、心から笑った楽しい1日になりました😄
1日里親の意義
児童養護施設に対してどんな印象を持っていますか?
児童養護施設には、さまざまな事情で親と暮らせない子どもたちがいます。
ある職員の方が言っていた言葉が忘れられません。
「子どもは何も悪くありません」
親の事情で生活環境が変わり、学校も住まいも変わる――
そんな現実を受け止めながら生きる子どもたちに、
「家庭で過ごす時間」や
「大人との自然な関わり」は、
社会に出たときの大切な基盤になります。
近所のおじさん・おばさんや遠い親戚のように、
たまに一緒に遊び、食事をし、買い物をする。
その経験が、彼らの中で「家庭ってこういうものか」と心に残るなら、
それだけで十分価値があると思うのです。
親でも学校の先生でも施設の職員でもない
地域の大人
何の利害関係もない大人が
「あなたのことを気に掛けてるよ」
「あなたのことを大切に思っているよ」
と伝えることで
子どもたちにとって世界は優しいものと感じてもらえたら嬉しいな…
あなたの1日が、子どもの未来を変える
もしこの記事を読んで、「1日里親」や「里親制度」に少しでも興味を持ってくれたなら嬉しいです。
里親(特別養子縁組・養育里親)になるには重大な責任と時間と労力を使います!
しかし、1日里親は短時間のボランティアなのでハードルが下がりませんか?
もちろん大切な子どもたちを預かるので、安全面や衛生面、体調などに配慮は必要です。
お仕事や家庭があってもお休みの日に出来る1日里親。
楽しそうじゃないですか?
特別なことをしなくても、
ただ子どもと一緒に笑い、遊び、食べ、一緒の時間を過ごす――
そんな1日が、子どもたちの未来を明るく照らします🌟
「自分の行動で、子どもたちが喜んでくれたら嬉しくないですか?」
小さな一歩が、誰かにとって大きな希望になります🌈
自分のために時間とお金を使うのも素敵なこと。
しかし誰かの為、次世代の子どもの為に使う経験してみませんか?
大人だけでは経験できない特別な時間が過ごせると思います!
寄付も立派なボランティアですが、
時には自分の時間とお金と身体を使ってボランティアしてみませんか?
子どもたちから貰えるものの方が多いです💖
