- 投稿日:2025/09/29

第1章|プロとして生きる姿勢
プロとして仕事をする以上、好き嫌いに振り回されることはできません。どんなに得意分野があっても、現場では必ず「やりたくないこと」「自分の好みではないこと」が混じります。そこで手を抜いてしまえば、全体の成果は途端に揺らいでしまいます。
大切なのは「器用に徹する」姿勢です。たとえばゲーム開発なら、アイデアを考えるのは楽しくても、仕様書の調整やデバッグ作業は地味に感じるかもしれません。しかしプロであれば、どちらも同じ熱量で仕上げなければならないのです。器用さとは、自分の得意不得意を表に出さず、常に一定の水準を保つ力でもあります。
ただし、それは「楽しみを捨てる」という意味ではありません。むしろ楽しむことを忘れないからこそ、続けられるのです。そして常に意識すべきは「最終目的」。途中の工程に好みを持ち込むのではなく、「完成品をどう世に届けるか」というゴールを見失わないことが、プロとしての真価を決めます。プロ意識とは、与えられたすべての仕事に全力を尽くしながら、ゴールへ真っ直ぐ進む覚悟のことなのです。

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