- 投稿日:2025/10/01

もう10年ほど前の話。
夫が1年間の無視や暴言の末、ある日突然いなくなった時、
お隣の友人も、ちょうど同じタイミングで夫が出ていった。
2人とも、当時は絶望の淵。
でも眼の前には乳幼児の我が子たち。
泣いてばかりもいられない。
気づけば「一緒に住んで、協力し合って乗り越えよう」と自然に決まって、そこからの共同生活が始まった。
👶子どもが倍になった毎日
子どもは一気に4人。
人数が増えて大変…と思いきや、にぎやかさに救われることの方が多かった。
父親がいなくなって泣いて傷ついていた子どもたちも、みんなで遊べば笑顔になる時間がある。
赤ちゃんの成長を、みんなで喜び合える。
「大変」の中に「楽しい」が芽生えた。
🍃母ふたりのタッグ
私も友人もフルタイム勤務。
お互い持病の治療も抱えつつ、家では全力で子育て。
「保育園のお迎えしとくわ!」「じゃあ夕飯しとくわ!」
そんな感じで自然に役割分担。
母ふたりのタッグで、毎日がちゃんと回っていった。
☕絶望とカフェモカ
もちろん、しんどい時もあった。
どうしてもふんばれない時は、友人とスタバへ。
夕日を見ながらカフェモカを飲んで、
「これからどうしよっか…つらいなぁ…でも、カフェモカはうまいわ」って笑ってた。
今でもカフェモカを見ると、あのときの光景を思い出す🌇
まとめ
振り返ると、あの頃は「二つの家族」じゃなくて「一つの大きな家族」でした。
みんなで踏ん張って、わいわい暮らした日々があったから、子どもたちも私たちも前を向けました。
絶望に思えた日々は、感謝を感じるかけがえのない経験値になったし、
喪失感が、血のつながりを超えて、人は支え合えるし、助け合えることを教えてくれました。
その時、同じ方向を向いて助け合える人が、その時の自分の家族。
塞翁が馬。
人生最悪と思える瞬間は、他にない宝物を得るチャンスでもあります。
あなたに何か悲しいことやつらいことがあった時、私のこの経験が、あなたに優しく寄り添いますように🕯️