- 投稿日:2025/10/03
- 更新日:2025/10/08

前提:人間というのは忘れる生き物である
毎日たくさんの情報に触れている。人間の脳は重要と思う情報のみしか残さないようになっている。なぜなら、すべてを覚えるとなると頭がパンクしてしまう。
例えば、人の生死にかかわることはずっと記憶として残っている。交通事故にあって大きなけがをしたことなど意識はしていないが、脳が重要なことと認識しているため長期記憶として残っている。
エビングハウスの忘却曲線
1.人はどれくらい忘れるの?
20分後 … 40%忘れる
1時間後 … 55%忘れる
1日後 … 70%忘れる
1週間後 … 80%忘れる
→ 「1回覚えただけ」だとすぐに忘れてしまう!
2.どうしたら覚えられるの?
忘れる前に ちょっとだけ復習する のが大事!
効果的な復習のタイミング
覚えた直後(その日のうちに)、翌日、3日後、1週間後、1か月後
➡ こうすると「短期記憶」が「長期記憶」に変わりやすい。
3.勉強のコツ
まとめて長時間やるより、短時間をくり返す声に出したり、書いたりして確認するクイズ形式で「思い出す練習」をする
☆大事なポイント☆
「忘れるのは当たり前。
でも復習のタイミングを工夫すれば、必ず覚えられる!」
具体的にどのように単語を覚えるべきか
◇具体的な方法
① くり返し声に出す
例:「symbol(シンボル)=象徴」
→ 5回声に出して読む
「The dove is a symbol of peace.」を声に出して読む
② 自分の文を作るor 単語帳の例文を読む(5回)
例:「respect(尊敬する)」
I respect my teacher.
I respect my soccer coach.(自分の生活に合わせて言う)
③ 赤シートでかくしてテスト
英語だけを見て日本語を言う
例:「weapon → 武器」
④ 1日3回ふり返る
朝、昼、寝る前にチェック
例:朝に10語覚えたら
→ 夜寝る前にもう一度確認
☆大事なポイント☆
「長くやるより短くくり返す」ほうが効果的!
「声に出す・書く・思い出す」の3セットで覚えよう。