- 投稿日:2025/10/11

はじめに:「時間がない」と感じていたのは、時間の問題じゃなかった
「子どもが寝たあとにやろうと思ってたのに…」
「自分のことをやる時間がまったく取れない…」
僕もそんなふうに、ずっと「時間がない」と悩んでいました。
副業や家計管理など、やりたいことはたくさんあるのに、まずその“行動する時間”がない。頭の中では「時間がない…」という言葉がぐるぐると回り続けていました。
学長の動画でも紹介されていましたが、
本当に“時間がない”んじゃない。時間は誰にでも1日24時間、平等にある。
問題は「その時間をどう使うか」。
「そんなのわかってる!」
「でも現実はどうしようもないんだよ!」
「ないもんはないんだってば!」
…と、思わず逆ギレしそうになった僕でしたが(笑)、今ではなんとか時間をやりくりできるようになりました。
時間がないと感じる理由は、“優先順位”の問題もありますが、子育て中の僕らにとって大きいのは「心の余裕のなさ」なんだと思います。
この記事では、そんな僕が試行錯誤しながらたどり着いた「朝の1時間」を確保する方法と、そこで得られた“心の余裕”についてお話しします。
僕の家族と生活リズム
まずは、我が家の基本情報を共有しておきます。
子どもの年齢や家庭の状況も様々だと思いますので
参考になれば幸いです。
僕:フルタイム正社員(8時間勤務)/通勤は車で片道1時間
妻:フルタイム正社員(現在は時短勤務で7時間)
長男:4歳
次男:2歳
基本的な生活リズムですが、
平日は夫婦ともに仕事でフル稼働。
僕は朝8時に家を出て、帰宅は19時半。
妻は8時半に子どもたちを保育園に送ってから出勤し、帰宅は18時すぎ。
夕方以降は、2人の子どもたちの育児と家事が一気に押し寄せてきます。
【Before】夜型生活とその限界
かつての僕は、「子どもが寝たあとの時間を自分の時間にする」という“夜型スタイル”でした。
夜型時代の平日スケジュール
19:30:帰宅
〜21:00:食事、子どもと遊ぶ、お風呂、片付け
21:00〜22:00:寝かしつけ(子どもがやっと寝る、寝ないとイライラ)
22:00〜23:00:残った家事(洗濯など)→ 副業や作業
23:00:就寝(でもPCの光で目が冴えてなかなか眠れない)
翌朝7:00前後:起床(疲れが取れてない…)
8:00:バタバタしながら出勤
僕は長男、妻は次男とそれぞれ別の部屋で寝かしつけをしています。
(寝かしつけの効率化と風邪等の対策のため)
この生活の課題
・子どもが寝ないと作業できない
・PCの影響で寝つきが悪くなる
・寝不足で翌日に響く
・朝から余裕がないスタート
家事している妻の横で作業する罪悪感も…集中できない!
何も前に進んでいない気がして、
焦りに焦りまくる僕で本当に余裕がなかったです。
【After】朝型に切り替えて得た“心の余裕”
「夜にやろうとしてもうまくいかないなら、朝に回そう」
そう考えて、思い切って「21時就寝 → 朝4:30起き」の生活にシフトしました。21時になんか寝れるかなーと思いましたが、意外と疲れていて寝れるもんです(笑)
朝型の平日スケジュール
19:30:帰宅
〜21:00:食事、子どもと遊ぶ、お風呂、自分の就寝準備
21:00:子どもと一緒に就寝(寝かしつけをある程度してあとは寝る)
翌朝4:30:自然に目が覚める
枕元のイヤホンでアファメーション動画を聞きながらストレッチ
5:00〜6:00:自分の時間(ジャーナリング・副業作業など)
6:00以降:家事・子どもの準備
6時半ごろには子どもも起きるのでゆっくり朝ごはんや朝遊び
8:00:出勤!
朝型にして良かったこと
・誰にも邪魔されない「静かな自分時間」が取れる
・頭がスッキリして集中できる
・「自分で選んで行動できた」達成感が得られる
・自己肯定感が上がる
・子どもに対してもイライラせず優しく接しやすくなった
正直最初は何しようか迷うというか、家族が寝ているなかそーっと静かに作業しないと起こしてしまうので気を使っていましたが、
それでも自分でコントロールできる時間を持っていると言う自信が毎日続けられるモチベーションになりました。
「整った生活」が心の余裕を生む
ある日ふと気づきました。
やりたいことができている
タオルや服が足りないストレスがない
朝の準備がスムーズに進む
こういう「生活の整い」が驚くほど心の余裕につながっていたんです。
整った生活環境があると、目の前のことに集中できる。
すると、副業や家計管理といった「本当にやりたいこと」に向き合える。
この好循環を回すための起点が「朝の1時間」でした。
イライラすることが減って、
「まぁ、朝になればまた自分の時間あるし」
「今夜くらい、子どもがグズっても仕方ないよね」
と、心に余裕を持って受け流せるようになったんです。
【失敗談】寝る時間を変えずに早起きはムリだった
最初は、「23時に寝て6時起きすればいいじゃん」と思ってました。
でも、これが全然ダメで…
7時間寝ても、疲れが取れない
起きても布団から出られない
午後に眠くなってパフォーマンスが落ちる
数日で挫折 → 自己嫌悪 →「やっぱムリだ…」
しかも6時台って、すでに子どもが起きる時間帯なんですよね。
せっかく起きれても一緒にバタバタして、全然集中できない。
結果的に、「朝活はムリ」と諦めてしまいました。
なぜ今まで早く寝なかったのか?
それは多くの共働き家庭に共通する問題――家事分担でした。
僕たちの生活では、子どもたちとお風呂に入ったあと、
寝かしつけをしてから洗濯や保育園の連絡帳の記入などをしていました。
乾燥機はあるけれど、乾燥できない衣類は干す必要があります。
結果として、どうしても妻の家事負担が多くなりがち。
そんな中で「僕だけ先に寝るのもなぁ…」と後ろめたく思っていたんです。
でもある日、意を決して妻に相談してみたら――
「いいよ!」って、あっさりOK。笑
その代わり、朝に洗濯物をたたんで片付けたり、夜にできなかった家事を引き受けるようにしています。
朝の時間に余裕ができたので保育園の通園準備は流れ的に僕がするようになりました。
他の家事も特にお願いされることもないので、残っていたらやるし気になったら自分でやる精神です。
「完璧な分担」でなくても、「お互い頑張ってるね」っていう平等感があるだけで、夫婦関係にも余裕が生まれると実感しています。
✅ ポイント:就寝時間を早めることがカギ!
少し話が脱線しましたが、朝活で心の余裕を持つコツは無理矢理にでも早く寝ることです。
僕の場合、「22時前に寝る」ことが大事でした。
そうすれば4:30起きでも元気に活動できる。
誰も起きていない朝の静かな時間。
もくもくと作業する自分に「やれてる感」が生まれ、それが習慣化の原動力になりました。
それでも
「今起きたらきっと昼から眠いだろうなぁ・・・」
「布団気持ちいいしあと15分は寝ていいよねー」
などというデモデモダッテが朝はやってくるんです。
これはみなさんにも必ず襲いかかってきます。
恐怖のデモデモダッテ。
デモデモダッテを倒す僕の“朝ルーティン”:脳が起きる前に、身体を動かす
朝活を続けるために、僕が大事にしているのは「毎日、同じ流れで動く」ことです。
まずは具体的な僕のルーティンから紹介します。
朝の流れ(ルーティン)
4:30 起床
イヤホンをしてアファメーション動画+軽いストレッチ(布団の中で)
リビングに移動して、うがい・水分補給
5:00:oviceにログイン → 作業スタート(ジャーナリング・副業)
6:00:洗濯や片付けなど家事スタート
子どもが起き始めたら、学長ばりに元気よく「おはよう!」と声かけ
文字にするとこれだけですが、実際はアファメーション動画もストレッチの仕方も、うがいコップを取りに行く挙動すら毎日同じです笑
プログラムされたロボットのように4時台は動いています。
「ぼーっとしていても自然と身体が動く仕組み」を作ることで、
朝の時間が安定して習慣になりました。
まとめ:「時間がない」は錯覚!
昔の僕が「時間がない」と感じていたのは、
「自分のために使う時間」の優先順位が低かったからでした。
朝は確実に「自分の時間」を確保できる。
優先順位をどうやって上げていくのかを考える時間をしっかりと取ることができる。
自分の人生の主導権を自分がちゃんと握っているという実感が
「時間がない!」
という感情から解き放ってくれました。
時間は誰にでも平等。
でも、「どう使うか」「どこに余白を作るか」で、1日の満足度はまったく変わります!
この記事がみなさんのお役にたてれば嬉しいです!
ありがとうございました!