- 投稿日:2025/10/07
- 更新日:2025/10/07

タッチペンでできる!小キズ補修の基本
1. タッチペン補修とは?
走行中の飛び石やドアの開け閉めで、気づけば小さなキズ...
「このくらいなら自分で直したい」と思ったときに活躍するのが、タッチペンです。
タッチペンは、車専用の塗料が小さなペン型容器に入ったもの。
正しい色(カラーナンバー)を選べば、ちょっとした擦りキズや塗装ハゲを自分の手でカバーできます💪
タッチペンの選び方はこちらから確認してください。
2. 補修前に確認すべき3つのポイント
1️⃣ キズの深さ
→ 爪が引っかからない程度ならタッチペンでOK!
→ 金属部分が見えていたら、防錆処理(サビ止め)が必要です。
2️⃣ 色番号(カラーナンバー)
→ 前章で説明したように、必ず車体のシールで確認して、対応するタッチペンを用意しましょう。
※タッチペンの色味は新車時の色なので、車体が日焼けしていると塗った時に周りと色味の差が出ることがあります。
3️⃣ 作業環境
→ 晴れていて風の少ない日が理想。
→ 直射日光下や雨の日は避けましょう。
3. 準備するもの
・タッチペン(車のカラーナンバー対応品)
・シリコンオフ(油分・汚れ取り用)
・綿棒 or 楊枝(細かい部分の塗布に便利)
・ティッシュまたは布(汚れを拭く用)
・マスキングテープ(周囲を保護する用)
タッチペン、シリコンオフ、マスキングテープは全国のカー用品店又は一部ホームセンターでも購入可能です。
(オススメのメーカーはソフト99さん)
4. 補修の手順
1️⃣洗車と脱脂
補修する前に、キズのまわりをきれいに洗って乾かします。
次に「シリコンオフ」で油分を除去し、塗料がしっかり密着する状態に整えましょう。
2️⃣マスキング
キズの周囲をマスキングテープで囲み、余計なところに塗料がつかないようにします。
このひと手間で仕上がりが見違えます✨️
3️⃣塗る(1回で厚塗りしない)
タッチペンをよく振ってから、キズの部分に少量ずつ塗ります。
1回で埋めようとせず、薄く何回か重ねるのがポイント。
乾燥の目安は20〜30分。(天候等で変わります)
ムラにならないよう、乾かしながら2〜3回に分けて重ねましょう。
4️⃣乾燥・仕上げ
完全に乾いたら、指で触ってもベタつかないか確認。
もし表面に凹凸があれば、コンパウンド(研磨剤)で軽く磨くと自然なツヤが出ます。
5. よくある失敗と対処法
✅️塗りすぎて盛り上がった → 綿棒にシリコンオフを少し含ませて軽く拭き取る。
✅️色が少し違う → 乾くと濃く見えるので、焦らず少し薄めに塗るのがコツ。
✅️境目が目立つ → 最後にコンパウンドでぼかすと自然になります。
まとめ
・タッチペン補修は、正しい色番号と薄塗りが成功の鍵。
・1回で直そうとせず、「洗う → 脱脂 → 塗る → 乾かす」を丁寧に。
・小さなキズも放置せずにケアすることで、愛車の美しさと価値を守れます✨️