- 投稿日:2025/10/11

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要約
「すごいね!」と褒めた保育士に子どもが放った言葉は「無理すんな」。心がこもっていなければ、子どもは全部見抜いています。7名の不登校支援をした現役教員が、自身のクラスで実感した「心から伝える」ことの大切さを語ります。
こんにちは、現役小学校教員【のりまつ】です。
不登校支援に力を注ぎ、直近2年間で7名のお子さんの登校再開をサポートしました。
今回は、少し衝撃的なエピソードから始めます。
これは、ある保育士さんから聞いた話です。
「無理すんな」と言った子ども
その保育士さんは、普段どうしても叱ってしまうことが多いお子さんがいました。
「この子の自己肯定感を上げたい」
そう思って、少しでもいいことをしたら褒めようと決めました。
ある日、そのお子さんが、いつも出しっぱなしのおもちゃを少し片付けました。
保育士さんは、少し大げさに褒めました。
「わあ、すごいね!えらいね!」
すると、そのお子さんから返ってきたのは、笑顔でも喜びの声でもありませんでした。
「無理すんな。無理すんなよ」
そんな言葉が返ってきたそうです。
子どもは、心を見抜いている
この話を聞いて、本当にびっくりしました。
でも、実は私にも、こういう実感があります。
言葉に心がこもっていなければ、それは子どもにも伝わる。

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