- 投稿日:2025/10/10
- 更新日:2025/10/10

🔹はじめに
「電気の点検に伺いました」「ブレーカーに不具合があります」
そんな電話や突然の訪問を受けたことはありませんか?
最近、東京都内を中心に 「ブレーカー点検詐欺」 が急増しています。
警視庁の発表によると、被害報告は昨年の6倍以上 にも上り、特に 70歳以上の高齢者が標的 となるケースが多発。
「火災の危険がある」「今すぐ交換しないと危ない」と不安をあおり、高額な修理や交換契約を結ばせる悪質な詐欺が横行しています。
🔹ブレーカー点検詐欺の手口とは
電話でのアプローチ
犯人は「○○電力の点検担当です」「国の安全調査です」と名乗り、
“無料点検”や“安全確認”を装って高齢者に接触します。
訪問・不安のあおり
訪問すると、「このままでは火事になります」「古いブレーカーは危険です」と言いながら、
あたかも専門的に診断しているように見せかけます。
高額な契約を迫る
「今すぐ交換すれば安全になります」「今日中に対応すれば割引します」などと急かし、
数十万円にのぼる契約をその場で結ばせるケースも。
⚠️実際には、点検も交換も不要。被害者が支払った代金は 詐欺グループの懐 に消えます。
🔹なぜ狙われるのか?
高齢者の心理を巧みに利用しています。
「安全を守りたい」
「迷惑をかけたくない」
「業者を信じたい」
こうした気持ちを逆手に取って、恐怖や善意を利用するのがこの詐欺の特徴です。
また、組織的な詐欺グループが リフォーム詐欺や消火器詐欺から“転用” している可能性も指摘されています。
🔹本物の電力会社なら、ここが違う!
✅ 事前に書面で通知が届く
電力会社や自治体が実施する点検は、必ず 郵送で案内 が届きます。
電話や突然の訪問は行いません。
✅ 現場で契約や支払いは行わない
正規の作業員は その場でお金を請求したり契約書にサインを求めたりしません。
✅ 点検内容は「電力量計」や「配電盤の確認」程度
「交換」「修理」「火災の危険」といった言葉が出た時点で、ほぼ詐欺 です。
🔹被害を防ぐためのチェックリスト
☎️ 電話での「点検」「安全確認」はすぐに切る
🚪 訪問されたら 玄関を開けず、名刺や身分証をドア越しに確認
🧾 書面での案内がない場合は 絶対に信用しない
👨👩👧 家族や近所にすぐ相談し、迷ったら 電力会社の公式窓口へ連絡
🚓 不審な場合はためらわず 110番通報
🔹まとめ:「火災の危険です」は詐欺の合言葉
ブレーカー点検詐欺は、「安全」「親切」「緊急」といった言葉で心のスキを突いてきます。
本物の点検業者は、突然電話をかけてきたり、当日契約を迫ったりはしません。
少しでも不審に思ったら、その場で断りましょう。
そして、こうした詐欺情報を 家族や地域で共有 することが、被害を防ぐ最も有効な手段です。
💡 一言まとめ
「火災予防を口実にした訪問者は、まず詐欺を疑え。」
👇合わせてなりすましに詐欺についてまとめてます。数分程度で読める内容になってます。 お時間あればもう1つ記事読んでみてください。あなたの守る力が強くなります!