• 投稿日:2025/10/11
牛丼(並)って量多くない? 一杯の牛丼から感じた大手外食チェーンのマーケティング戦略 

牛丼(並)って量多くない? 一杯の牛丼から感じた大手外食チェーンのマーケティング戦略 

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拓@社会福祉士・精神保健福祉士

拓@社会福祉士・精神保健福祉士

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要約
皆さんは外食の機会は多いでしょうか。私は昼食でよく牛丼のチェーン店を利用します。速いし、安いし、美味しいし、牛丼は大好きです。ですが、職場の健康診断を控えて食習慣を見直した結果、「あれっ、牛丼の並ってご飯の量が多いのではないかしら?」と素朴が疑問が生じ、調べてみることにしました。

牛丼(並)って量多くない?

 私は牛丼が大好きです。仕事の昼休憩の1時間で手早く、手頃な値段で、美味しく食べられる外食として、よく松屋やすき家や吉野家に行きます🍚

 しかし、外食が続くと心配になるのが、健康管理ですね💡

 職場の健康診断を1ヶ月後に控え、👨「このままだとマズいな〜、もう少し痩せないとな〜」と考えました。

 そうは言いつつも、時間の都合で今日も昼食は牛丼屋…となった時に、普段は何気なく「並盛」を頼んでいるのですが、メニューに「小盛」があることに気がつきました。

 👨「健康診断も控えているし、並盛よりも料金も安いから、今日は小盛で我慢しようかな〜」と考えて、初めて「小盛」を頼んでみました。

 すると…

 👨「あれっ、小盛でも意外と量があるんじゃない?並盛と満腹感変わらないかも…。むしろ、並盛だとお腹が膨れすぎで、これくらいの量がちょうど良いんじゃないかしら?」

 …という感想を持ちました。

 これがきっかけで、牛丼屋の並盛と小盛のご飯の量が気になって調べてみることにしました。

大手牛丼チェーン3社 小盛と並盛の値段とご飯量 比較一覧表

 という訳で、チャッピー(ChatGPT)に色々と調べてもらいました😊

 前提として…

 一般的な家庭の茶碗一杯のご飯量は約150g(約250kcal)

 らしいです。これを元に大手牛丼チェーン3社のご飯量を調べた結果、以下の通りとなりました。

*料金は地域や時間帯によって異なることがあるようです。

*各社とも、ご飯量は公表していないようで、カロリー表示などから分析・計算された推計量のようです。

すき家 

 ミニ(小盛) 390円 180〜200g(茶碗で約1.2〜1.3杯分)

 並盛 450円 250g (茶碗で約1.6〜1.7杯分)

松屋

 小盛 430円 160g (茶碗で約1.1杯分)

 並盛 460円 240〜260g (茶碗で約1.6杯分)

吉野家

 小盛 423円 190g (茶碗で約1.3杯分)

 並盛 453円 250〜260g (茶碗で約1.7杯分)

 なんとっ‼️ 

 どの牛丼チェーン店でも小盛(ミニ)で一般家庭の茶碗一杯分のご飯量があることが分かりました。

 これって、本来は小盛(ミニ)が並盛で、そのうえに、中盛、大盛、特盛と続くべきなんじゃないのかな〜と思ってしまいました。

 そうなっていたら…、👨「量が増えて、高くなるなら普通量で良いや」って思って、普段から一番少ないサイズ(茶碗一杯分)を選択していたかな〜と思います。

オマケ はなまるうどんのサイズ 

 これと同じことが、うどんチェーン店のはなまるうどんでも言えます。

 はなまるうどんも私は好きですし、たまに行きます。

 ここでもサイズは、大・中・小と3段階あり、いつも何気なく「中」を選択していました。しかし、実際の量は、、、

・小 1玉(約200g)

・中 2玉(約400g)

・大 3玉(約600g)

 と小で1玉分が入っているんですよね…

 これは最近、メニューを見て気づいて、その後は小を頼むようになりました。

 記憶が確かなら、以前は店頭ポップで「中」が一番目立っていたような…。でも最新のものを改めて見ると、小が一番目立つし、上記の量の説明もちゃんとされるようになっていますね。

 これも最初から、並、大盛、特盛だったら、並を選んでいたかな〜と感じます。

極端回避性 オススメ学長動画

 この記事を書いていて、

 👨「あれっ?こんなこと、確か学長がどっかで言ってたな〜」

 と感じて、思い出しました。↓の動画でした。

【再放送】【無意識】ついついお金を払ってしまう「5つの罠」【行動経済学】【貯める編】:(アニメ動画)第50回

 今回の大手外食チェーンのマーケティングはまさしく極端回避性

 大・中・小だと「中」を選んでしまう…

 松・竹・梅だと「竹」を選んでしまう…

 マーケティング戦略に操られて、必要以上の量のメニューを選んでいたんだな〜と実感させられました。

 安い小盛で充分に満足できるなら、それを選択する。

 些細なエピソードですが、資産を「守る力」にも健康を「守る力」にもなるかな〜と思ってまとめてみました。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

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拓@社会福祉士・精神保健福祉士

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拓@社会福祉士・精神保健福祉士

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