- 投稿日:2025/10/22
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要約
風邪で熱が出ても責めないのに、なぜ不登校は責めてしまうのでしょう。「お腹が痛い」は症状であって原因ではありません。学校での見えない負担が積み重なった結果です。何気ない会話から原因を見つける方法をお伝えします。
不登校は「症状」であって「原因」ではない―風邪と同じように考えてみませんか
こんにちは、現役小学校教員【のりまつ】です。
不登校支援に力を注ぎ、直近2年間で7名のお子さんの登校再開をサポートしました。
「また今朝も『お腹が痛い』と言って学校に行けませんでした…」
そんなお悩みを抱えている保護者の方へ。
今日は、不登校を「風邪」に例えてお話しします。
熱が出たことを責める人はいない
風邪をひいたとき、熱が出ます。
でも、熱が出たことを怒る人はいないと思います。
なぜなら、**熱は体が何かと戦っている「サイン」**だと、誰もが知っているからです。
熱が出るのは、風邪の結果です。
原因は、熱が出るよりももっと前にあります。
寒い中、外でずっといた。
睡眠不足が続いていた。
栄養が足りていなかった。
こうした原因があって、熱という症状が出ているのです。
不登校も風邪と同じ
不登校に関しても、まったく同じことが言えます。
朝、「お腹が痛い」「頭が痛い」と言って学校に行きたがらない。
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