- 投稿日:2025/11/01
新卒で入社した会社は、勢いのある“成長企業”でした。
「若いうちに圧倒的に成長したい」「結果を出して、自分の力を証明したい」——そんな思いで、必死に働きました。
最初は、遅くまで働くことも“頑張り”の一部だと思っていました。
でも、気づけば夜23時を過ぎてもオフィスには明かりがつき、
家に帰っても23時半ごろに上司から電話が鳴る。
「これ、明日までに完成させておいて」
そう言われれば、眠る時間を削ってでも終わらせるしかありませんでした。
いつの間にか、寝るのは毎日2時〜3時が当たり前になっていました。
朝は体が鉛のように重く、夜はパソコンの光に追われながら、自分を保つことで精一杯。
そんな日々の中で、ふとした瞬間に、理由もわからないまま涙が出るようになりました。
それでも「もっと頑張らなきゃ」と、自分を叱咤しながら働き続けていました。
でもある朝、会社に行こうとベッドから起き上がろうとした時、体が動きませんでした。
頭が真っ白になり、涙だけが溢れて止まらなかったのを今でも覚えています。
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