- 投稿日:2025/10/22
- 更新日:2025/10/23
エージェントによる転職は経験者採用
転職ではどの業界・どの業種で新たな職を得るか検討します。
1.同業界・同業種
2.異業界・同業種
3.同業界・異業種
4.異業界・異業種
この4パターンになるかと思うのですが、転職エージェントは依頼主から報酬を貰っていて、転職エージェントも依頼主から継続的に求人のお仕事を貰うには、一定レベルの求職者を紹介しないといけません。おのずと経験者採用にならざるを得ないです。転職エージェントに転職希望者が面談に行くと、最後の4番の異業界・異業種がもっとも紹介できる求人がありませんといわれてしまいます。
異業界・異業種にこだわるなら転職サイト・ハローワーク
異業界・異業種にこだわりがあるなら転職エージェントは当てに出来ません。転職サイトやハローワークで転職活動を行いましょう。私も異業界・異業種にこだわりました。倒産の嫌な思いがあったからです。ただし、異業界・異業種転職は長期戦です。転職サイトの場合は応募はクリックするだけなのですが、ハローワークは紹介状を貰うのは対面です。何ヶ月も就職活動をしていると、「その業界・その業種じゃなきゃだめなんですか?」と言われることもあります。転職に対して強いこころを持っていないと難しいです。それだけは覚悟してください。
一通り希望したい求人に応募する
転職サイト・ハローワークで募集が出ている求人に応募しましょう。書類選考を通過すればラッキーです。若ければ若いほど将来のポテンシャルを買ってくれて採用して貰えると思います。どうしても異業界・異業種出身で同じぐらいの人を比べると若い人になってしまうのは仕方の無いことです。根気強くご自身の希望にあう求人があれば応募していきましょう。
ハローワークの紹介窓口で必ず確認すべき事 ○ー○ー○
○ー○ー○
一番左の○が紹介状が出ている人数
真ん中の○が現在選考中の人数
一番右の○が採用内定者数
を表していると記憶しています。
採用内定者数が求人の募集人数に達している場合、現在募集していないはずです。ただ単に求人票を取り下げるのを忘れているのか、それとももう少し欲しいと気が変わったのか。いずれにしても紹介窓口の職員さんが電話でお問い合わせしてくれます。このときの求人票は必ず捨てずに残しておきましょう。
ほんの2、3か月前の求人が復活している!?
全く同じ求人票が同じ会社から出ている場合があります。前回の求人票を持って紹介窓口に相談に行きましょう。そうすると先程の○ー○ー○を教えて貰えます。○ー○ー0もしくは○ー○ー1かです。0であるならば希望の求職者を雇えなかったのかもしれません。1であるならばその後その人が入社を辞退したのかも知れないですし、社内の他の人が退職するのかもしれません。ここの数字を確認しておきましょう。そして、今回の求人票の○ー○ー○のチェックも忘れずに!
直接電話を掛けてみる
「前回の求人で書類選考に応募した○○です。再度同じ求人をお見かけしてお電話差し上げました。実は私はこれこれこういう経験があって、未経験の業界ではあるのですがご応募させて頂きました。再度同じ求人をお見かけして、どういった人材をご希望でしょうか?」と聞いてみましょう。お答え頂けると思います。私もお答え頂きました。そのうえで、「それでしたらこういったところで希望に添えると思うのですが、いかがでしょうか」と聞きましょう。先方が思っている欲しいと思う人材とイメージが合致しているか確認します。その上で、「再度書類選考に応募して良いでしょうか?」とお伺いしましょう。全くチャンスがなければきっぱりと断ってくれます。それでここは良しとしましょう。逆に、「書類選考に再度応募して良いですよ」と言って頂ければ、面接に呼んで頂けます。試してみてください。よく言われる「一度求人に応募したら1年は間をおくべき」なんて聞いたことがありますが、書類だけで熱意が伝わる方が凄いです。「前回の求人で誰も採用されなかった」ということはチャンスかも知れないと思ってアタックしてみてください。
転職活動は裏口OK!!!
大学入試では裏口入学はNGですよね。ですが、転職活動の裏口入社はOKです。コネ入社が多い会社であったとしても、「紹介者がいない自分にはチャンスが頂けないでしょうか?」と聞いてみると会ってあげようかなと面接して貰えます。私に至っては「求人を出していない会社」であることを確認した上で、人事権を持つ役員さんにお願いして、面会の機会を頂き採用を直談判しました。今はその会社に勤めています。普通に代表番号にお電話して「求人出してないですか?」「求人を出される予定はこの1年の間に予定されてますか?」「求人を出されるとしたらどちらの媒体ですか?」と会話を続けていけば人事権を持つ人に電話を繋いで貰えます。求人を出していないわけですから採用担当者はいないですよね。自然と役員クラスに電話がまわっていきます。それでも話を聞いてくれるのは10社に1社、実際に面談・面接で対面で会えるのは20社に1社ぐらいと覚悟してくださいね。
面白がって会ってくれる
なかなか私のような若者はいませんからお忙しい中お会いしてくれます。前向きに採用を検討してくれる人もいます。特に20人以上の規模の会社であれば1人社員が増えても、転職者もいれば産休、育休、介護休暇、休職など様々な理由で離職する人がいるため万が一の予備で雇う事が出来ます。一方で、本当に面白がるだけの人もいます。時間も交通費も掛けて訪問しているのに「話をしてみたかっただけ」とはっきり言う人もいます。そういう人にあたってしまったのは仕方が無いです。切り替えて転職活動を進めましょう。
企業側も思った時期に思った通りの人材を雇えるとは限らない
必ず退職者が出ると分かっているのが、定年退職者及び再雇用延長者です。新年度の4月に向けて3月の雇用終了、4月から新人の雇用開始でスケジュールを組む会社が多いと思います。しかし、思う通りの人材が思うとおりの時期に応募してくる訳ではないですね。アピールするチャンスがあると思ったらチャレンジしてみてください。
過去求人を検索してみる
Google検索で「会社名+求人」で検索してみてください。過去の求人情報が一部のぞける場合があります。この情報を頼りに現在募集をしてないことを承知の上で面談の交渉をしてみるのもよいでしょう。
まとめ
求人を出したばかりの会社はその求人に応募せざるを得ず、アピールするチャンスがないかと思います。
しかし、求人を出していない会社、求人を再度出し直している会社はチャンスありだと思います。
私のように倒産の経験からどうしても異業界・異業種転職を希望する方の応援になればいいなと思っております📣
もし採用が決まりそうなら必ず「雇用条件を紙で貰うことをお忘れ無く」雇用条件が分からないまま入社を決めるのは恐ろしいです。採用内定通知と雇用条件の通知が一緒であれば、雇用条件を確認し条件が合わなければお断りして差し支えないです。雇用条件の提示があっての内定であるべきです。せっかく会ってあげたのにとはならないですからじっくり検討しましょう!