- 投稿日:2025/11/25
【書籍から分かったこと】
①「炎症」と「不安」が下がるほど長生きしやすい
現代では「肥満」・「鬱病」などが当たり前のように話題になっていますが、はるか昔の狩猟採集民の時代ではこのようなことは起きていなかったようです。
また、「炎症」や「不安」についても変化していて、
✅昔:「炎症」→外傷や感染による「目に見える炎症」
「不安」→猛獣と 戦う or 逃げる などの「はっきりした不安」
✅今:「炎症」→体内で少しずつ不調が進行する「目に見えない炎症」
「不安」→進路や老後などの「ぼんやりした不安」
など、人体の構造は変化していないのに、周囲の環境や生活が目まぐるしく変化しています。
しかも、それだけにとどまらず
✅高カロリーの食事が多すぎて、「肥満環境」によって内臓脂肪が付きやすくなった
✅腸内細菌が減少し、免疫システムや認知機能の低下、アレルギーや謎の疲れが起きやすくなった
✅スマホによって集中力を削ぎ、コミュニケーションの質を下げる原因となった
と、技術が進歩していることで、昔より多すぎるもの・少なすぎるもの・新しすぎるものなど、全身は「炎症」と「不安」に包まれやすくなっている為、この負のスパイラルを断ち切る作業を自分で行う必要があります。
例えば、
✅多すぎる満腹感や人生の価値観等を減らす
✅少なすぎる腸内細菌や他者への貢献等を増やす
✅近代で現れたデジタルデバイス等を控え、孤独を回避する
などを自分でコントロールしていくものを増やすことで、体調や近代の生きづらさを少しずつ改善させることができるかもしれないと思いました。
②過剰なストレスは全身を壊していく
この書籍内では、「人体のストレスは処理は短期的に終わる急性のストレスをさばくのは得意ですが、現代の慢性的なストレスに立ち向かうようにはできていない」と書かれています。
つまり、将来への不安やブラック労働など、大抵の人は慢性的なストレスに常に晒されている状況であると思います。
また、「私たちは自分の感情をコントロールし、意図的に影響を与えることができる。自分のストレスをいかに言葉や思考に変換するかで、どんな感情も再構築できる」と書かれています。
言い換えるなら、現状を変えるための行動をして、ネガティブな状況から次第にポジティブに変換していくことで、慢性的なストレスから開放されると自分は解釈しました。
それだけでなく、睡眠・運動・スマホ使用時間でストレスに大きく影響する為、一定の時間や期間のデジタル断食を行ったり、規則正しい睡眠・運動を行うことで、不安によるストレスを軽減できるようです。
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