- 投稿日:2025/10/27
契約の経緯(きっかけ)
2013年、MLM(マルチ・レベル・マーケティング)で出会った士業の方を通じて商品を紹介され、2014年にオフショア投資(貯蓄型保険)を契約してしまいました。
当時、MLMにハマってしまうくらい「お金が欲しい~!!楽して儲けてお金持ちになりたい~!🤑🤑🤑」というモードになっていました。
日本の金融商品取引法により、日本国内では契約できない商品だということで、MLMで出会った人たち10人くらいのグループで、香港&マカオ旅行兼保険加入の旅へ。
✈️海外旅行の非日常でわくわく!
💰お金持ちになりたい!
👥MLMの仲間たちはみんなやっている!
→ 結果、オフショア投資(貯蓄型保険)を契約してしまいました…
どんなセールストークだった?
勧誘のセールストークを紹介します。ぜひ「守る力」を発揮してください。
当時のわたしは、MLMのアッパー(上司的な人)にしっかり教育・洗脳されていましたので、最初から契約する気満々!相手からすれば、でっぷり太ったカモ🦆が自分で歩いてキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!という感じだったことでしょう。
😈日本の保険とは全然利率が違う!めっちゃ増えるよ!日本の保険は2~4%だけど、香港の保険は4~9%だよ!!
😈日本の法律では、海外の保険商品は宣伝&販売してはいけないんだ。なぜなら、日本の保険商品よりもいいものばかりだから!日本国内で契約できるようになってしまったら、日本の保険会社の保険商品が売れなくなるでしょ?だから、金融商品取引法で禁止しているんだよ。日本の保険会社は日本国債をたくさん買ってるからね
😈わざわざ海外に行かないと加入できないんだ!選ばれた人だけが保険加入できるんだよ!同じ保険に入るなら日本の保険より海外の保険の方が絶対にいいよ
😈香港の人が年金として加入しているくらい安全な商品だよ
😈香港の積立保険は、途中で積立額を変更できるし、一時停止もできるし、また再開できるから経済状況によって変えられるようになっているんだ。日本の保険商品と違って柔軟なんだよ
😈クレジットカード支払いができるよ
😈最初の約2年間の金額で付与されるボーナスが決まるから、ギリギリ払い込める金額に設定しとこ!2年たったら減額すればいいから!
こんな感じのセールストークでした。香港のキレイなビルに行って、現地の日本人男性にホワイトボードでいろいろと説明をされましたが、肝心の保険内容は全く把握しないまま契約…。
ギリギリ覚えていたのは、最初の約2年は、絶対にがんばって払い込みを完了すること。払い込めないと全部が無駄になること。その後は、金額の変更が可能であることだけでした。
2019年、学長を知るも解約に踏み切れず…
2018年、旧つみたてNISAが始まり、何も知らないまま、アクティブ投資を始めました。具体的な動画は覚えていませんが、両学長とリベ大Youtubeに出会いました。
🦁貯蓄型保険は契約した瞬間に損してる!小金持ち山にオフショア投資はいらん!
毎朝ライブで「ゴミ!」とハッキリ言われているのに、わたしは、すぐには損失を確定させることができず、ズルズルと払い続けてしまっていました。
それは、2022年、リベシティに入ってからも見て見ぬフリ…
宿題リスト「不要な生命保険・医療保険を解約して、必要最小限の民間保険に加入しよう」の完了チェックはできないまま…
なぜ解約を決意できた?
① 🦁学長の朝ライブを聞き続けたから
🦁学長がずっと一貫して同じ立場、ポジションで言い続けてくださっていることは本当に大きかったです。「貯蓄型保険の解約が小金持ち山への最短ルート」だと頭ではわかるわけですから。
あとは、感情面での折り合い、自分の勇気と行動力だけです。
② 株高&為替も円安!なのに増えてない&旧NISAやNISAでの資産増加率を実感
景気が悪ければ、為替が円高であれば、言い訳できたかもしれません。ですが、言い訳できない外部環境でした。
株価も過去最高!為替も円安!進むインフレ!
併せて、2018年から始めた旧NISAやNISAの資産増加率と比較して、貯蓄型保険の評価額が増えていなかったので、やっと「解約しよう…」という気持ちになれたんです。
また、ChatGPTで逸失利益=もしこの金額をSP500に投資していたら?の世界線を計算したことも大きかったです。。。(この記事の最後に、絶望の計算結果を載せてますので、ぜひ最後まで読んでください)
③ ノウハウ図書館の解約ストーリーに勇気づけられた
「解約しよう…」という気持ちにはなれたものの、最後の最後、行動できない…😢 そんなときに、ノウハウ図書館でオフショア投資を解約された方の体験談を読んで勇気づけられ、最後の一歩を踏み出すことができました。
資産形成において他人との比較は不要(人は人、自分は自分)ですし、人と比較しないということは大事ですが、いざ解約!となると、勇気がいりますよね。
😭契約した瞬間に損していると言われても、損失を確定する作業
😭過去の自分の過ちを認める行為がツライ…
ノウハウ図書館📚での体験談を読んで「わたしだけじゃない…」と思い、毒キノコを解毒して資産形成していこう!と決意することができました。
家族も友人も「保険はアンシンアンゼン教」に信者が多い日本では、解約に勇気がいりますよね。解約に迷われている方は、ノウハウ図書館で体験談をたくさん読んでみてください。
解約の手順(2か月)
ざっくりと解約手続き開始から解約返戻金の着金まで2か月でした。
① 保険証書を探す
② 契約内容を確認&数字で計算
③ 窓口にメールで解約を連絡し書類をもらう
④ コンビニで解約書類印刷&記入&住民票取得
⑤ 外貨口座@みずほ銀行を開設
⑥ 郵便局からエアメールで郵送(1500円くらい)
⑦ みずほ銀行に解約返戻金を受領
⑧ 楽天証券に送金→外貨建てMMFに(米国の高配当ETF用の暴落時用の資金とする)
解約書類には何が必要だった?
・保険会社の解約書類へのサイン
・免許証のコピー
・住民票(写し)のコピー
・ネットバンク(みずほ銀行)のスクショ
なぜ、外貨口座@みずほ銀行を開設したのか?
香港の米ドル建て貯蓄型保険だったので、円で受け取ることはできませんでした。せっかく円安になっているので米ドルをドルのまま、証券口座(SBI or 楽天)に動かすことを前提に、住信SBIネット銀行と楽天銀行を比較。
❌楽天銀行は、受け取った外貨を楽天証券に送金できない
✅楽天証券とみずほ銀行(外貨)が連携→送金できる
✅元々、給与振込口座でみずほ銀行を持っているので開設がラク
✅みずほ銀行の手数料は、2,500円
❌住信SBIネット銀行の手数料は、25米ドル(約3,750円)
結果、みずほ銀行で外貨口座を開設しました。開設にあたって、約13ドルほど米ドルに換金して入金する必要があったのはちょっと面倒でした…。
契約の内容
解約にあたって、改めて契約書を見直しました。
中国語&英語の契約書だったので、Googleレンズ or Google翻訳のアプリを起動してカメラに写して翻訳しました。本当にありがたい機能です。


◼️Policy Start Date:保険開始日
2014年MM月DD日
◼️Plan:契約プラン
SunAchiever
◼️Policy Term:保険期間
100歳まで
◼️Policy Maturity Date:保険満期日
20YY年MM月DD日
◼️Initial Contribution:初回拠出金
800米ドル
◼️Regular Contribution:定期拠出金
月400米ドル
◼️Contribution Payment Term:保険料払込期間
25年
◼️Annualized Committed Contribution:年間拠出額
4,800米ドル
◼️Contribution Payable To:拠出金支払期間
2039年MM月DD日
◼️Mandatory Contribution Peried:必須拠出期間
27か月
◼️Policy Fee:保険手数料
月5米ドル
◼️Administration Charge:管理費
4%/12 per month (i.e. 4% per annum) of $10,800.00 for the Contribution Payment Term
◼️Surrender Charge:解約手数料
保険開始日(初年度)を100%として4%ずつ減
衝撃の手数料
🦁貯蓄型保険は手数料が高い!
学長から常々言われていたことですが、しっかりと保険証書を見て衝撃を受けました。
◼️Policy Fee:保険手数料
月5米ドル≒750円
◼Administration Charge:管理費
4%/12 per month (i.e. 4% per annum) of $10,800.00 for the Contribution Payment Term
年432米ドル=月32米ドル≒4,800円
何もしなくても月に5,550円(1ドル150円)の手数料&管理費が差し引かれるんです!!積立額を減らしても、管理費は最初の契約金額を元に計算されるということも衝撃でした。
つまり、積立停止or少額にしていると手数料負けして、だんだん資産が減っていく一方だということです…!!!
まぁ一番衝撃なのは、解約するまでこの事実をまったく知らなかったという自分なのですが…。
結果は?100万円の損失
解約書類を送付して約1か月、解約返戻金がみずほ銀行に着金しました。
💰払込額 19,090米ドル
💰評価額 21,610米ドル
💰解約手数料 6,552米ドル💸🔥
💰解約返戻金 15,058米ドル
1ドル=150円レートで98万2,800円の損失でした😭💸💸💸
自分を慰めるためだけに円だけで計算してみた
今は円安が進んでいるから…と言い訳して、支払ってた当時のレートで円ベースいくら払い込んだか?を計算し、損失を再計算してみました。
無意味な慰めです…表面的な、見た目の損失をちょっと和らげたかったのです…
💰払込額 19,090米ドル
→ 払い込んだ期間分の月末の為替レートを調べて積算すると払い込んだのは、約240万円(※レートは103~120円の間を行ったり来たりでした)
💰解約返戻金 15,058米ドル
→ 今のレート(150円)で約225万円
240万円-225万円
→ 円だけで考えると、15万円の損失💸🔥
株高と円安に救われたからこそ、損失がこれだけで済んだんですね。まぁ良かったね…なんて、ここで終わらせたりしません!!
🎵あの日、あの時、あの場所で保険に入らなければ…
🎵あの時のお金をSP500に積み立てていれば…
捕らぬ狸の皮算用をしてみました。(これもまた無意味ww)
逸失利益をChatGPTで計算してみたら絶望した
Excelで計算するのはしんどいので、チャッピー(ChatGPT)に丸投げしてみました。
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もし、過去にSP500に積み立てていたら、現在の評価額がいくらになったか、実際の過去の平均リターンの情報を調べたうえで、シミュレーションをしてください。
・2014年11月 初期投資額 400ドル/月
・2015年2月から27か月間 400ドル/月
・2017年4月から79か月間 100ドル/月
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2025年10月24日時点の評価額 71,280ドル
≒10,692,000円(1ドル=150円)💸💸💸💸💸💸

最後に
金額や保険内容まで赤裸々に出したのは、リベ大Youtubeで学長に言われ続けても、リベシティに入っても、なかなか解約に踏み切れなかったわたしが、最後の最後、一歩踏み出せたのは、ノウハウ図書館での体験記事を読んで勇気付けられたからです。
学長ライブのときに学長に届いたお手紙(小金持ち山2つ分から滑落してしまったお話)も、心が痛くなって、とても響きました。
わたしにとっては、恥ずかしい過去。それでも、オフショア投資を解約した方の体験談がわたしの背中を押してくれたように、わたしの体験談が誰かの背中を押せたらいいなと思っています。
😭自分もオフショア投資や貯蓄型保険を放置してる…
😭解約しなきゃってことは分かってるけど…
😭でも、このまま見て見ぬフリをしていたい…
と思っている誰かのお役に立てれば幸いです。
貯蓄は貯蓄!保険は保険!投資は投資!混ぜるなキケン!
一緒に小金持ち山に登っていきましょう~!