- 投稿日:2025/10/27
外は冷たい風。
でも家の中には、ぐつぐつと煮える鍋の音、
そして日本酒のやわらかな香り──🍶🍲
寒い夜こそ、日本酒と鍋の出番です。
どちらも“旨味を重ねる”料理であり、
合わせるほどに深みが生まれます。
今回は、冬の定番鍋3種類にぴったりな日本酒を3本。
香り・味・ぬくもり、すべてで満たされる組み合わせをご紹介します🍁✨
🐟1. 寄せ鍋 × 「相模灘 純米吟醸」(神奈川)
魚介・鶏・野菜がバランスよく入った寄せ鍋は、
淡い出汁の旨味が命。そこに寄り添うのが「相模灘 純米吟醸」🌊🍶
透明感のある旨味とキレの良さが持ち味で、
昆布や鶏出汁の繊細な味わいを邪魔せず引き立てます。
冷やでもぬる燗でも上品にまとまり、
ポン酢や柚子胡椒との相性も抜群です。
具材が多くても味がぼやけないのは、
相模灘の“芯のある柔らかさ”があるからこそ。
食べ進めるほどに、鍋と酒の旨味が溶け合っていきます。
🔥2. キムチ鍋 × 「悦凱陣 山廃純米」(香川)
発酵の旨味と辛味が渦巻くキムチ鍋には、
堂々たる存在感を放つ「悦凱陣(よろこびがいじん)」🔥
この酒は、酸とコクのバランスが見事。
唐辛子や豚の脂の力強さを真正面から受け止め、
その上で旨味の“芯”を残していきます。
燗にすれば酸が立ち、辛味を包み込み、
冷やせばシャープなキレで口を整える。
まさに「発酵と発酵が共鳴する」理想的なマリアージュ。
熱々のキムチ鍋をすすりながら悦凱陣をひと口。
その瞬間、辛さが旨味に変わる──それがこのペアの魔法です。
🍲3. 味噌鍋 × 「神亀 純米酒」(埼玉)
味噌の香ばしい甘みと野菜の旨味が溶け合う味噌鍋には、
穏やかで包み込むような「神亀 純米酒」がおすすめ🍁✨
常温〜ぬる燗で飲むと、米の旨味がじんわり広がり、
味噌のまろやかさとぴったり重なります。
鶏団子、根菜、豆腐など、素朴な具材と相性抜群。
口に含むたび、
味噌のコクと日本酒の甘みがやさしく溶け合っていく。
派手ではないけれど、毎晩飲んでも飽きない“安心感”のあるペアです。
まとめ🌾✨
鍋と日本酒は、まさに“発酵の親友”同士。
熱を加えると旨味が膨らみ、冷めても香りが残る。
同じ時間をゆっくり共有できる組み合わせです。
寄せ鍋には澄んだ酒。
キムチ鍋には力強い酒。
味噌鍋にはやさしい酒。
どの組み合わせも、湯気の向こうに笑顔が生まれます。
そして、グラスの中に日本の冬を感じましょう──🍶❄️