- 投稿日:2025/10/29
- 更新日:2025/10/30

大人になるほど、私たちは“正しさ”を優先しがちです。
でも、真面目さばかりが積み重なると、心が少しずつ乾いていく。
心理学者のプロイヤー博士(Proyer, 2017)によると、
「遊び心のある人は、創造的で柔軟な思考を持ち、ストレスにも強い」
つまり“遊び心”は、仕事のパフォーマンスを上げるスキルでもあるんです。
今回は、その研究にも通じるような、
私自身の小さな体験から感じた「遊び心の力」についてお話しします。

🛏️1.アイデアは、布団の中で生まれる
企画を考えるのは、たいてい布団の中。
頭が一番冴えてる朝
パートナーとおしゃべりしながらリールの構成を考えたり、
「あの企画、こうしたら面白くない?」と盛り上がる。
きっと誰も信じないと思う。
あんな真面目な投稿を、まさか布団の中で作ってるなんて。ふふふ・・・。
そのギャップが面白くて、だからこそ続けられる。
三日坊主になりがちな私でも、楽しんでいるから続けられるんです。
🥤2.恥ずかしいけど、やってみる勇気
カフェをオープンした頃、メニューのドリンク名を決めるのが楽しくて。
当時ハマっていたジョジョから取って、
スタンド名の「ゴールドエクスペリエンス」に決定!ドキドキしながら、ちゃんとメニュー表にも掲載。
モナンのフレーバーシロップをプッシュするたび、
「無駄!無駄!無駄ァ!」と叫びながら作る日々。(←心の中で)
……でも恥ずかしくて、リリースして2日後には幻のメニューになりました(笑)。

決して利益を生み出したわけではないけれど
遊びながら働くと、どんな失敗も笑えるネタになる。
失敗談と言いつつ、ある意味では大成功・・・?
💎3.ビーズ経済で学んだ“価値の遊び”

子どもの頃、教室の床に挟まったビーズを名札ピンで掘り出してたくさん集めるのが趣味だった。
色や大きさで価値が違って、仲の良いグループ内の“通貨”にしてた。(ミニサイズはたくさん集められるので10円くらいの価値。2色の大きめガラスビーズは200円くらい。黒はレアで高価など)
そのビーズ欲しさに、ノートの切れ端で作った遊び道具を編み出して通貨を使って友達に遊んでもらえるようにした。(手作り迷路ゲームや、折り紙UFOキャッチャーなど)
今思えば、あれはリベシティのスキルマーケットとリベポイントの原型だったのかも。
その頃からずっと、「価値は自分で遊びながら作るもの」だと思ってる。
🪞4.遊び心が、真面目を救う
真面目すぎて息が詰まりそうだったある日、
鏡を見たら「なんちゅー岩みたいな顔してんだ、私w」と思って笑ってしまった。

その瞬間、心が一気に軽くなった。
遊び心って、自分を笑える力なんだと思う。
🎠5.“遊び心の魔法”は、どこでも遊園地〜♪
パートナーと幕張メッセへカフェの研修に行ったときのこと。
会場へ向かう人たちは、黒いスーツに身を包み、
スマホ片手に仕事の話をしていた。
休憩スペースでもノートPCを開いて、真剣な表情。
一方の私たちは、
まるで遊園地に向かう子どものようにワクワクしながら、
「どんな出会いがあるかな」「面白そう!」「お腹空いたから肉まん食べようよ!」などと笑い合っていた。
その時ふと、周囲とのギャップに驚いたけれど、
どちらが正解というわけではない。
でも――私たちはこれでいいと思えた。

大人になっても、ふざけた自分をちゃんと採用する。
「完璧じゃなくても、クスッと笑える方を選ぶ」。
それが私の仕事の原動力。
遊び心の魔法とは、
退屈を光に変える力。
そして、どこでも遊園地〜♪(ドラえもん風)
☕まとめ
仕事がうまくいく人は、真面目な中に“ふざけ”を飼っている。
肩の力を抜いたとき、いちばん良いアイデアが生まれる。
だから今日も、布団の中でひらめいたら、それでOK。
遊びながら働くことは、ふざけることじゃない。
🌈次回予告
次回の投稿では、実践編で
「自分の遊び心を思い出す5つの質問」
をご紹介します。
「最近ちょっと余裕がないな…」という方にこそ読んでほしい内容です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。