- 投稿日:2025/11/02
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要約
株式投資は「無利子・無担保・返済なし」。
配当金がもらえるだけでありがたいという視点を持ち、
数字より「配当を出せる企業」を選ぶことが、
長期で報われる投資の第一歩です。
はじめに
株式投資とは、よく考えると不思議な仕組みです。
お金を出す側(投資家)が、お金を借りる側(企業)に資金を提供するという点では、銀行の融資に似ています。
しかし、決定的に違うのはここです。
株式投資は「無利子・無担保・返済なし」が基本。
普通に考えれば、そんな取引は成り立ちません。
お金を貸すのに利子もなく、担保もなく、返済も求めない──。
そんな条件を聞けば、「危険すぎる」と感じるのが自然です。
けれども、株式投資の世界ではこれが当たり前。
それはなぜか。
投資家は“返済”を求める代わりに、“企業の成長”を共有しているからです。
企業が成長すれば、株価上昇や配当という形でリターンが得られる。
逆に失敗すれば損失を負う。
株式投資とは、その覚悟の上に成り立つ「信用の取引」なのです。
株式投資=企業への出資
まず理解しておきたいのは、株式を買うとは企業にお金を貸すことではないということです。
株主は債権者ではなく、出資者です。
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