- 投稿日:2025/10/31
- 更新日:2025/11/04
ブログを書いているけれど、「なんだか読みにくいな」と感じたことはありませんか?
実はちょっとしたコツを意識するだけで、文章は驚くほど読みやすくなるのです!
今回はブログを10年続けてきた僕が実践している「分かりやすい文章を書く8つのコツ」をご紹介します。
分かりやすい文章を書く秘訣

僕はブログを書くとき、以下8つのことに気を付けています!
・一文を短くする
・改行を多く入れる
・語尾を変える
・難しい言葉は言い換える
・なるべくひらがなを使う
・言い切る
・画像を入れる
・一晩寝かせる
ではそれぞれについて、以下でくわしく説明しましょう。
一文を短くする
文章はなるべく短く区切り、一文が長くなりすぎないようにしましょう!
僕は一文の中に「、」が1個以上入らないよう、文章を区切っています。
修正前)
おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行くと、おばあさんの所に大きな桃が流れてきて、おばあさんはそれを家に持ち帰っておじいさんと一緒に桃を切ると、中から元気な男の子が出てきました。
修正後)
おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。すると、おばあさんの所に大きな桃が流れてきました。おばあさんはそれを家に持ち帰りました。おじいさんと一緒に桃を切ると、中から元気な男の子が出てきました。
一文が長くなると、読者さんは途中で内容を見失ってしまいます。
特にスマホで読む人が多い今、短い文章の方が圧倒的に読みやすいです。
改行を多く入れる
改行は積極的に入れ、余白をたくさん取りましょう!
僕は一文を書くたびに改行をし、場面が変わるところでは1行あけるようにしています。
修正前)
おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。すると、おばあさんの所に大きな桃が流れてきました。おばあさんはそれを家に持ち帰りました。おじいさんと一緒に桃を切ると、中から元気な男の子が出てきました。
修正後)
おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。
すると、おばあさんの所に大きな桃が流れてきました。
おばあさんはそれを家に持ち帰りました。
おじいさんと一緒に桃を切ると、中から元気な男の子が出てきました。
余白がないと文章が詰まって見え、読む気が失せてしまいます。
逆に余白があると、視覚的に休憩ポイントができて読みやすくなるのです。
語尾を変える
文章の終わりが同じにならないよう、一文ごとに変化を加えましょう!
そうすることで文章が単調にならず、リズムよく読めるようになります。
修正前)
おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。
すると、おばあさんの所に大きな桃が流れてきました。
おばあさんはそれを家に持ち帰りました。
おじいさんと一緒に桃を切ると、中から元気な男の子が出てきました。
修正後)
おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。
すると、おばあさんの所に大きな桃が流れてきたのです!
おばあさんはそれを家に持ち帰ることに。
おじいさんと一緒に桃を切ると、中から元気な男の子が出てきました。
「です・ます」「のです」「ですね」「でしょう」など、語尾のバリエーションを増やすことを意識してください。
同じ語尾が続いたら、必ず変えるようにしましょう。
難しい言葉を言い換える
難しい単語はなるべく使わず、日常で使っている単語に言い換えましょう!
僕はよく「○○ 類語」と検索して、より簡単な言葉を探すようにしています。
例)リセッション → 景気が悪くなる
例)ボラティリティが低い → 値動きが小さい
投資用語を使いたくなる気持ちは分かりますが、初心者向けブログなら徹底的に簡単な言葉に置き換えましょう。
どうしても専門用語を使う必要がある場合は、すぐ後ろにカッコで説明を入れるのがおすすめです。
なるべくひらがなを使う
漢字はなるべく使わず、なるべくひらがなで書きましょう!
僕は難しい漢字が出てきたり漢字が続くときは、あえてひらがなで書くようにしています。
例)馴染み深い → なじみ深い
例)現在変動率は低い→ いま変動率は低い
漢字が続くと、文章が硬く見えて読むのが疲れます。
ひらがなを適度に混ぜることで、やわらかく親しみやすい印象になるのです。
言い切る
文章の最後はなるべく言い切り、断定形で伝えるようにしましょう!
そうすることで文章が短くなるし、意見も強くハッキリ伝わります。
修正前)
怪しい投資案件は詐欺や元本割れなどになる可能性が高い傾向にあり、個人的にはあまり手を出すべきではないと思います。
修正後)
怪しい投資案件は詐欺や元本割れなどが多発しており、絶対に手を出すべきではありません!
「〜と思います」「〜かもしれません」ばかりだと、自信がなさそうに見えてしまいます。
もちろん断定できないこともありますが、言い切れることは堂々と言い切りましょう。
画像を入れる
ダラダラ文章を書くのではなく、見出しや画像でメリハリを付けましょう!
そうすることで読者さんは疲れたり飽きることなく、記事を読み続けることができます。
僕は見出しの下に必ず、その見出しのイメージ画像を入れるようにしていますね。
著作権フリーで高品質な画像や、AIで作成した画像などを使っています。
また、グラフやチャートなどの画像も効果的です。
数字だけで説明するより、視覚的に見せた方が圧倒的に分かりやすくなります。
一晩寝かせる
ブログを書き終わった後は1日あけて、もう一度読み直してみましょう!
ノリノリで文章を書いた次の日、それを読み返してみると「読みにくいな」と思うことは多々あります。
一晩たって冷静になった後あらためて自分のブログを読み、もっと良い表現ができないか考えてください。
これについては、タイトル付けのときも同様です。
時間を置くことで、さらに良いタイトルが思い浮かぶことがあります。
参考:【クリック率3倍】ブログタイトル作成の極意!1,000万PV達成者が教える15の秘訣とは?
読者を引き込む構成テクニック

文章の書き方だけでなく、記事全体の構成も重要です。
読者を最後まで引き込むテクニックとして、以下3つを心がけてください。
・冒頭で結論を示す
・具体例をたくさん入れる
・箇条書きを活用する
冒頭で結論を示す
ブログを読む人は、答えを早く知りたいと思っています。
だから記事の最初に結論を書いて、読者の疑問にすぐ答えましょう。
例)「NISAとiDeCoはどちらがおすすめ?」という記事なら、冒頭で「老後資金ならiDeCo、自由に使えるお金を増やしたいならNISAがおすすめです」と書く。
その後で、理由や詳細を説明していけば良いのです。
結論を最後まで引っ張ると、途中で離脱されてしまいます。
具体例をたくさん入れる
抽象的な説明だけでは、読者はイメージできません。
必ず具体例を入れて、分かりやすく説明しましょう。
抽象的)
分散投資をすることでリスクを減らせます。
具体的)
1つの会社の株だけに100万円投資すると、その会社が倒産したら全額失います。
でも10社の株に10万円ずつ投資すれば、1社が倒産しても損失は10万円で済むのです。
実際の数字や事例を使うことで、読者の理解度が格段に上がります。
箇条書きを活用する
情報を整理して伝えるには、箇条書きが便利です。
特に複数の項目を並べるときは、箇条書きにすると一目で分かります。
ただし、箇条書きばかりだと機械的な印象になるので注意しましょう。
文章と箇条書きを、バランスよく使い分けることが大切です。
最後に
上記のことに気を付けながら文章を書いていけば、分かりやすいブログが書けるはずです。
そしてそれを続けることで、自然と分かりやすい表現や書き方が身についていきます!
また書き続けていれば、読者さんから「ここ分かりづらかった」などのフィードバックがもらえるでしょう。
そうしたところを直していくことで、さらに分かりやすく伝えるすべを学べるのです。
また、毎日少しずつでも書き続けてください。
書けば書くほど、文章力は必ず上達していきます。
ブログはやはり、続けるのが一番ですね!