- 投稿日:2025/11/02
- 更新日:2025/11/04
実は私、メルカリをしたことがありません。
「これ売ったらいくらになるかな?」と考えたこともありますが、出品やお客様とのやり取り、発送の手間を考えるともう無理。私はその日のうちに手放したい派なんです。
だから「売る・寄付・捨てる」の中でも、とにかくスピード重視。
この数年で処分したモノたちと、実際に試した方法を紹介します。
「いつか使うかも…」「まだ使えるし…」と迷う人の参考になったらうれしいです。
1.こどものおもちゃ・レゴ・英語教材
息子が成長して、もう見向きもしなくなったおもちゃたち。
レゴは頭が良くなるって聞いて、たくさん買ってた時期もありました。
英語教材も、「早く始めた方が耳が育つからいい」と焦っていた私の名残。
でも今となっては当時の教育ママの情熱が詰まったモノでしかなく、使われずに積まれていました。
あまりおすすめされない方法かもしれませんが、おもちゃ関係に詳しい出張買取業者を呼び、一気に持って帰ってもらいました。
おもちゃを片づけた棚がぽっかり空いた瞬間、私の中の焦りも一緒に消えた気がしました。

2.ランドセルと五月兜
ランドセルって、思い出の象徴みたいでなかなか手放せませんよね。
でも、6年間の思い出をホコリとカビと一緒に抱えておくよりも、きれいなうちに誰かに使ってもらった方がいい。国内外でリユースしている業者さんに、送料2,500円ほど負担して送り、寄付しました。
兜も、毎年出して飾るのがだんだん面倒になり、ネコがいたずらしないように玄関にしか置けず…。息子が中学に上がる前でしたが、「もう十分飾った、これでいい」と思えました。
子どもを守ってくれる象徴を手放すとき、「もう他人に守ってもらわなくても大丈夫」という自信も、少し芽生えた気がします。
※不要品の寄付なら【セカンドライフ】が便利です。ただし、現在は受付していないモノもありますので、ご確認をお願いします。
3.ミシン
子どもが生まれたころは、よだれかけやにぎにぎのおもちゃ、幼稚園や小学校の入園グッズ、バザー出品のバッグまで縫ってました。
あのころは、母の手作りが愛情だと信じて疑わなかった。
でも今は老眼が進み、針の穴どころか糸の先も見えません(笑)
もう何かを作る情熱も時間も必要もない。これも寄付で手放しました。
ズボンの裾上げはアイロンテープで十分。どうしても縫いたくなったら、手縫いでちくちくすればいい。
「できるけど、もうやらない」と決めると、肩の力が抜けます。
4.婚約指輪・アクセサリー
高山質店に、夫のロレックスと一緒に持って行きました。
結納のとき、形式としてお互いに贈り合った指輪と時計。
正直、見栄のためだけに買ったモノです。
夫はバスケ指導中に体育館で指輪を失くし、それ以来ノーコメント(笑)
私も指輪やネックレスなど身に着けるのが苦手なので、使わない。
記念だからと残しておくよりも、きっぱり手放してよかったです。
形式を手放すと、夫婦関係もすっきり現実的になります。
5.服と洋服ダンス
洗濯頻度を基準に、「必要な枚数だけ」で暮らすようになりました。
気づけば、年間30着もありません。
大学時代から使っていた大きな洋服ダンスも、粗大ごみで処分。
今はプラケースの中がすっきりしていて、どれを着てもいつもの私。
季節の変わり目に「服、何着よう…」と迷うことがなくなりました。
奥と手前の数着を入れ替えて衣替え完了です。
迷う時間が減ると、朝から自分に余裕ができる。これが意外な効果です。

※イオン各店で着なくなった服を回収しています。買い物ついでに♪
6.靴・パンプス
子どもの入学式・卒業式のためだけに履いていた黒いパンプス。
現地まではスニーカーで行き、式の前に履き替えていました。
写真用に数分だけ履くための靴なんて、もう必要ありません。ごみ!
足が痛くなる靴に、これ以上の場所を与える必要はない。
息子のお下がりの運動靴2足を交互に履いて、毎日快適です。
どちらも歩きやすくて、「身軽な母」にはぴったり。
7.化粧品
私は化粧が本当に苦手。久しぶりにフルメイクをしたら、白塗りの顔に太い眉毛で、自分でも笑いました(笑)
「これなら素顔の方がいいじゃん」と思い、日焼け止め以外は使わなくなりました。全捨て、ごみです!
もちろん、きれいにメイクしている人を見ると素敵だなと思います。
でも私は、肌を整えて、よく眠って、心穏やかに過ごす方が合っている。
見せる美しさより、内面からにじむ美しさを磨く方へ。
8.収納棚・ケース・キャットタワー
モノを減らすと、収納棚やケースがどんどん不要になります。
3段ボックスなどのこぎりで分解して、家庭ゴミとして処分しました。
「箱があると、何かを入れたくなる」――これは収納好きあるあるです。
キャットタワーは、宇宙船型のかわいいタイプを使っていましたが、
実家からノミを連れて帰ってしまい、タワー中に潜伏…。
ノミが飛び回るホラー状態で、泣く泣く処分。
今は、空いた収納棚をネコ用のミニタワーとして再利用しています。
「なくした」ではなく、「うまく循環させた」と思えば気がラクです。
9.ホットカーペット
2畳のホットカーペットを愛用していましたが、実際に使うのは片側1畳分だけ。その狭い範囲から動けないのがストレスでした。
「暖を取るために自由を奪われる」なんて本末転倒(笑)
さらに、ねこが上で寝返りを打って毛をまき散らす、
コードを噛む、敷きっぱなしで掃除も面倒…。
ごみとして処分してからは石油ファンヒーターひと筋です。
設定温度18度でも十分あたたかく、動き回れる快適さに感動。
まとめ
私にとって大事なのは、「今の自分に合う暮らし」です。
モノを減らすことは、ただ捨てる作業ではなく、
「過去の自分」と区切りをつけることでもあります。
メルカリで売るのもいい。寄付も素晴らしい。
でも「今日手放したい」と思った瞬間の勢いも大切。
「まだ使えるかも」より、「今いらない」を信じてOK。
モノを減らすたびに、こだわりや執着も軽くなっていきます。
今日もスッキリ、猫の毛も軽く(笑)
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!
こちらの記事もご参考に♡