- 投稿日:2025/11/02
- 更新日:2025/11/02
🏉この物語は──
一人のライバーが、「稼ぐ」という夢を抱いてTikTokの世界に飛び込み、そして失敗し、軌道修正するまでの記録である。
失敗の中にも、学びがあり。
挫折の中にも、得るものがたくさんあった。
これは、誰にでも起こりうる「挑戦と失敗と軌道修正」の物語である。
第一章:始まりは「ただのおばちゃん」から

きっかけは、たったひとつの話だった。
オフ会で、料理が特別上手なわけでもない「ただのおばちゃん」が、TikTokライブで料理をして、失敗するたびにギフトがポンポン飛んでいる話を聞いた。
「そんな世界があるんだ。私でもできるかも。」
今までTikTokは若者が踊ったりするイメージがあって手を出さなかった。
まずはやってみよう!と2か月前、TikTokの世界に飛び込んだ。
ノウハウ図書館を読み漁り、セミナーで一気に学んだ。
アカウントを作り、フォロワー50人を目指す。
最初はビジネスアカウントで全然伸びなかったけれど、普通のアカウントに変えた途端、少しずつ人が集まってきた。
TikTokは未経験。
バトルも見たことがなかった。
それでも、「やってみたい」という気持ちだけでスタートした。
第二章:最初の一歩

趣味であるガーデニング(主に草取り)をしながら配信する事にした。
初めてライブボタンを押したとき、指が震えた。
コメントが来ない沈黙の時間が怖かった。
でも、やっていくうちに少しずつ慣れてきた。
「話しながらの方が見てくれる人が増えるんだ」と気づき、マイクを購入。
大勢の前で話をするのが苦手だった自分が、いつの間にか笑いながら話せるようになっていった。
気づけば、同時接続最高90人(平均30人)。
ただ草を抜きながら雑談してるライブを90人の人が見てる(不思議)。
毎日ライブに来てくれる常連さんもできた。
花の話をしたり、視聴者と庭づくりを語り合ったり。
画面越しに「みんなで庭を育てている」ような感覚だった。
第三章:転機

とりあえず続けてみようと2ヶ月弱毎日決まった時間にLIVE配信をして、楽しくなって配信時間も伸びていった。
でも1ヶ月間の報酬は100円。
このままで良いのだろうか??
そんなある日、oviceへ行って先輩ライバーさんに相談。
「イベントに出ないと、このままが続くかな。」
その言葉が胸に刺さった。
確かに、ギフトは1回の配信で10個程度。
このまま続けても「稼ぐ」には遠い。
バトルはしたくない。
草取りの世界観に合わないし、何より自分がバトル配信を見るのも好きではない。
この人良いかも!と思うライバーさんがバトルを始めると見るのを辞めてしまう。
バトルではなくイベントなら??
でも、草取りライブにイベントのバナーが出ている姿を想像した瞬間、
「やりたくない」
そう思った。
第四章:軌道修正

長時間配信が基本のライバー活動。
ブログを書く時間が減っていく。
やめるタイミングが分からなかったけれど、「やりたくない」と思った瞬間、それが答えだった。
でもライブ配信は続ける。
これからは毎日ではなくて、やりたいとき。
草取りを誰かと一緒にしたい時。
「稼ぐため」ではなく、「楽しいから」。
録画機能を使って、YouTubeやインスタにも使うために。
(TikTokはこの点では便利。このことは後日ノウハウ図書館に書きます)
第五章:学び

学長の言葉が胸をよぎる。
とにかく何でもやってみよう、今すぐに始めよう、アカンと思ったら路線変更しよう
とっとと始めて、とっとと軌道修正。稼ぐことはこれの繰り返し。
最速で成功するためのヒントは最速で失敗を繰り返すこと。
私は最速で失敗して、最速で方向を変えた。
でも、その失敗があったからこそ、学んだことも沢山あった。
沢山の人の前で話すことが大丈夫になった。
度胸がついた。
今後YouTubeなどでのライブ配信も緊張なしにできると思う。
第六章:未来へ
これからライブ配信を始める人に伝えたい。
バトルやイベントで成功する人もたくさんいる。
それを楽しめる人は、どんどん挑戦したら良いと思う。
もちろんバトルやイベント無しでも稼いでいる人はいる。
私にはそれができなかった。
でも、私のように「違う」と感じたなら、迷わず軌道修正すればいい。
失敗は怖くない。
怖いのは、何も始めないこと。
やらなかった後悔より、やって後悔のほうが、ずっといい。
エピローグ
私のTikTokライブは、稼ぐことに失敗した。
でも後悔はしていない。
学ぶことも沢山あったから。
この物語は、そうやって今日も草を抜く一人の女性の、ささやかな挑戦の記録である。
ハートミー……いや、いいね👍をポチッとしてもらえると、
庭の雑草よりも早く立ち直れそうです😂🌱