• 投稿日:2025/11/03
なぜ同じ目薬なのに保管方法が違うの?【患者さんからの質問シリーズ②】

なぜ同じ目薬なのに保管方法が違うの?【患者さんからの質問シリーズ②】

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要約
例えば「ラタノプロスト点眼液」は、緑内障などで多くの方に処方されている目薬です。 でも薬局によっては、冷所保存のもの、常温保存のもののどちらかが渡されることがあります💊 成分は同じなのに、なぜ保存方法が違うのかを解説していきます♪

「ラタノプロスト点眼液」は、緑内障や高眼圧症で多くの方に処方されている目薬です。
薬局によっては【冷所保存のもの】、【常温保存のもの】のように、保管方法が違う「ラタノプロスト」が用意されることがあります。成分は同じなのに、なぜ保存方法が違うのでしょうか?

キサラタン点眼液0.005%_2.5mL.jpg

ラタノプロストは熱と光に弱い成分

ラタノプロストは高温で分解しやすく、容器にも吸着しやすいという特徴を持つ成分です。
よって先発品の「キサラタン点眼液」は、開封前は冷蔵庫(2〜8℃)保存が必須です。また、光によっても分解が進むため、遮光保存(光を避けて保管)が求められています。

開封後は室温(1〜30℃)で4週間まで使用可能です。
冷蔵庫から出して使うと冷たさを感じやすいですが、開封後は常温で問題ないと覚えておくと安心です。

開封後は常温で平気な理由は、分解しおわる前に使い切れるからとされています。

ジェネリックは製剤技術で「常温OK」に進化

後発品(ジェネリック)では、製剤技術の工夫により常温保存が可能なタイプも登場しています。

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