- 投稿日:2025/11/14
今回は心理学の話かと思いきや、
「時間術」の話です^^
時間の使い方は、
うまいほうがいいに決まってますよね^^
「あーあ、時間を無駄に過ごしたいな〜!」
なんて人は、いないはずです^^
時間術・時短術を学ぶと
本当に大切なことを
「効果的」に行うことができます。
多くのことを「効率的」にこなす
のではなく
大切なことを「効果的」に行う
ことができるようになるんです^^
そのために、
「脳」について面白い話をお伝えします^^
脳は「緊急性」と「重要性」を区別できないんです^^
どういうことか。
例えば、ネットショップでこんなバナーが出てきたとします。
あなたならどうしますか?
ついクリックしてしまう方、
多いのではないでしょうか🤔
ふだん興味のない商品でも
「半額」で「あと10分」だったら
つい見てしまうんですね^^
2018年、ジョンズ・ホプキンズ大学の
ジュマン准教授らが発表した面白い研究結果があります。
それはこんなもの。
参加者にある作業をしてもらい、
提出後の「ご褒美」として、
次の2つから選んでもらいます。
候補A:チョコレート5個
候補B:チョコレート3個
あなたならどっちを選びますか?
ひっかけ問題で裏があるとかではありません笑
もちろん、ご褒美は多いほうがいいので
ほぼ全員が【候補A】を選びました。
では、次に条件を少し変えます。
同じく作業のご褒美として、
次の2つから選んでもらいます。
【候補C】24時間以内に提出できたら、チョコレート5個
【候補D】10分以内に提出できたら、チョコレート3個
あなたなら、どちらにしますか?
どう考えても、
時間に余裕があって、良も多い【候補C】を選びますよね^^
でも、実際は参加者の30%が
【候補D】を選択したんです。
そんなわけないでしょ!
と思いますよね🤔
でも、事実なんです。
なぜこういったことが起きるのか。
それは、先ほどお伝えしたように、
脳が「緊急性」と「重要性」の区別をすることが
苦手だからなんです。
「よく考えると損」なことや
「不要なこと」であっても
「時間がありません!急いでください!」と
煽られてしまうと、
無意識のうちに、そちらを優先してしまうんです。
このような人の習性を
「単純緊急性効果」と呼びます。
いくら作業をこなしても、
煽られて候補Dのご褒美が少ない方を選んで
最終的に損をしてしまうのであれば
悲しいですよね😭
「人って騙されやすいのか〜、残念...」
と思ってしまいますが、ちょっとまって!
この実験には続きがあります^^
研究チームは、
【候補D】を選ぼうとした参加者に
こう伝えます。
「締切が厳しいのに、ご褒美が少なくなるけど
本当にそちらでいいんですか?」
すると、冷静に考えることができるようになったのか
選択を見直す参加者が続出しました。
これこそ、時間術を学ぶ意義です!
無意識に、流されるまま過ごしていると
脳は「緊急性」に引っ張られてしまいます。
でも、立ち止まって考えて
「重要性」の基準を入れるんです。
✅️急ぎのようだけど、本当に自分はそれをする必要があるのか?
✅️それをすることは、自分の人生の目的にどのようにつながるのか?
✅️そもそもこの仕事の目的って、何だったっけ?
こうした自分の人生の目的や仕事のゴール、
取るべき行動を自問し続けることが、
真の時間とのつき合い方なんです。
この意義を知って、時間術を学ぶと
小手先のテクニックだけでなく
深みのある意味のあるものになりますよね^^
脳の仕組みを学ぶと、時間術の意義が見えてきます。
早くしないと!と焦っている人は
「緊急性」に脳が引っ張られています。
そんな「あ、焦っているな」と感じたら
その場から離れて、(離れられなければ頭だけでも離れて)
コーヒーでも飲んで冷静になって
「そもそも、なぜ?」と
「重要性」を考えてみましょう^^
きっと、新しい選択肢が出てきたり
自分の選択に自信がもてるようになりますよ^^
脳もコントロールして、
時間術名人になりましょう!!
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