• 投稿日:2025/11/19
  • 更新日:2025/11/21
『簿記3級 年内まだ間に合います!』通勤電車を利用し1か月で合格した体験談(失敗談付き😅)

『簿記3級 年内まだ間に合います!』通勤電車を利用し1か月で合格した体験談(失敗談付き😅)

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ふじわらぽんず@妻のブログ手伝い中

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要約
『簿記3級』の合格体験談。3児の父親かつサラリーマンの私が、主に通勤電車で1か月間勉強し、2回目で合格するまでの道をご紹介させていただきます(1回目試験本番での失敗談付き)。

宿題リストの貯める力に『簿記3級を取得しよう』の項目がありますが、育児や仕事などの理由で、勉強する時間が作れず、どのようにアプローチしていいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
私は約1か月の勉強期間で2025年9月に受験し、合格できました🌸
私が1か月で合格できた簿記3級攻略法を紹介させていただきます🙇
【勉強を継続させるための対策】
①短期集中型(受験日を1か月後に設定)
②先に受験申込み(受験料を支払い、勉強から逃げられない環境作り)
③最優先課題は「勘定科目」を覚えること。通勤電車内だけの短時間集中型(往復80分×週5日)で勉強。参考書は滝澤みなみさん執筆のTAC出版「スッキリわかる日商簿記3級」を使用
④1回目の試験は不合格だったが、間隔を空けずに中3日で再受験(挫折しないために。せっかく覚えた「勘定科目」を忘れないために)
【試験対策】
①合格最低ラインの70点クリアを目指す(100点満点を目指さない)
②配点の低い大問2(20点)は後回し
③大問1→3→2の順で解く
④時間配分(60分)は大問1:15分、大問3:30分、大問2:10分、予備5分
⑤大問1(仕分け15問×3点)はできるだけ45点満点を目指す
⑥大問3は、「貸借対照表と損益計算書」、「精算表」、「決算整理後残高試算表」の3パターンからいずれか一つの穴埋め問題しか出題されない
⑦大問3は、部分点がもらえるので、最終的に収支が合わない場合でも、特に気にしなくて良い(わからない事例があれば、ちゅうちょなく飛ばして次の事例に取り掛かり、部分点を積み重ねる)
⑧本番に慣れるためにパソコンを使って予想模試を繰返し。参考書は滝澤みなみさん執筆のTAC出版「勝者の3級日商簿記」を使用

実際、私も3児(6歳(障害児)、3歳、1歳)の子育てとサラリーマン生活を送る毎日が続いていて、例外なく簿記にチャレンジできていなかった1人でした。簿記の勉強を始めては、「忙しくて時間がない」などと言い訳して挫折を繰り返す「でもでもだってちゃん」を5年間続けていました😅
そんな私だったのですが、今年8月のリベ大フェスに参加したことをきっかけに、限られた時間でどうすれば簿記3級に合格できるかを検討し、チャレンジした結果、合格することができました。本当に諦めずに良かったと思います。

この記事では、失敗談も交えて私の合格までに道のりを紹介させていただきます。

※簿記3級の受験要領や費用等にかかる説明は省略させていただきます。公式ウェブサイトでご確認下い。https://www.kentei.ne.jp/33013

1. あらかじめ受験日を決める

これまで私は、簿記3級の勉強が終わり、自信がついてから受験しようと考えていましたが、途中で何度も挫折し、一度も受験したことがありませんでした💦
そこで私は、逆転の発想を思い立ち、今回は勉強開始前にまず試験日を設定することにしました。私の場合、だらだら勉強したら、また挫折する可能性が高かったので、試験日は1か月後に設定し、短期集中型で取り組むことにしました。
試験日を決めれば、あとはネットを通じて受験料を支払い、申し込むだけ。これでもう簿記3級の勉強から逃げることができなくなりました😅
※日商簿記3級ネット試験の受験要領等については、公式ウェブサイトでご確認下さい。https://www.kentei.ne.jp/33013

2. 勉強場所・時間は通勤電車の往復80分

1か月後の受験を決めた私は、次に勉強時間と場所をどう確保するかについて考えました。私の場合、3児の育児や家事のため、自宅で時間や場所を確保するのはなかなか難しいため、通勤電車の往復80分(週5日)を利用することにしました。
勉強中も、両学長のYoutubeライブは毎朝聞いていましたよ😊

3. ひたすら「勘定項目」を記憶

今回、私が使用した参考書は、滝澤みなみさん執筆のTAC出版「スッキリわかる日商簿記3級」です。IMG_6416.jpeg私の場合、勉強期間を1か月、勉強時間を1日80分(週5日)に設定したので、簿記を理解するための勉強というよりは、合格するための勉強に特化しました。そのため、ほぼ1か月、電車内で参考書を読みながら、とにかく仕訳に必要な「勘定科目」を費用、収益、負債、資産に振り分けて覚えることに専念しました(参考書に出てきた勘定項目をスマホのメモ機能に打ち込んで一元化し、いつでもどこでも一つの画面で確認できるようにしました。下の写真はメモの一例です)
ただ、試験本番の対策を行わなかったのは、最大の失敗💦1回目の受験は不合格に終わってしまいました(詳細は次の項目で)。
IMG_6423.PNG

4. 1回目の試験は45点で不合格(失敗談)💦

本番を想定した実践練習を全く行わず、たった1か月の通勤電車内だけの勉強で臨んだ試験当日。パソコンを使って問題を解くのも、本番が初めて✏️
私は、「100点満点中70点取れば良い」と楽勝に考えていて、試験前は簿記3級を正直舐めてかかっていました🙇
試験時間は60分。スタートしました🐎

(1) 大問1の仕分け問題は順調に解答(ただ時間を要する)

・全部の問題を確認することなく、問1から
・仕分けの問題が15問で配点45点。選択肢から適切な勘定項目を選び、金額を自由入力
・勘定項目をほぼ覚えていた甲斐があり、ほぼ解答できた感覚
・しかし、時間配分を考えず、丁寧に解答し過ぎて、30分要することに💦

(2) 大問2は全く手が出ず💦

・問2は出題2問で配点20点。当日は補助簿や伝票等の記入に関する問題。選択肢から適切な勘定項目を選び、金額を自由入力
・勘定項目しか覚えてこなかった私は、応用が効かず、全く手が出せない状態に
・ただ時間が過ぎるばかりで、全身から変な汗が大量に💦💦
・問2は全く解けないまま15分で諦め、この時点で残り時間15分

(3) 大問3は時間がなくなり、ゲームオーバー☠️

・問3は配点35点。当日は、8つほどの事例に従って決算処理し、損益計算書と貸借対照表の穴を埋める問題
・残り15分しかなかった私は、問3のスケールの大きさに圧倒され、頭が真っ白になって、さらに大量の汗が💦💦💦
・事例を処理していくも、すぐに時間切れ。4つほど穴を埋めて終戦☠️

(4) 結果は45点(合格70点)で不合格😢

・試験終了後、結果はすぐに出て、言うまでもなく45点で不合格(合格70点)
・問1:36点(配点45点)、問2:0点(配点20点)、問3:9点(配点35点)

5. 徹底した本番対策の上、中3日で再受験を設定

(1) 不合格後、帰宅中の電車内で不合格原因の分析を実施

・不合格の原因を自分なりに分析した結果、「明らかな本番対策不足」と認識
・本番同様、パソコンを使った模試を繰り返して行うことを決意
・その対策として、滝澤みなみさん執筆のTAC出版「勝者の3級日商簿記」を帰宅前に購入

IMG_6415.jpeg

(2) 中3日で再受験することを決意!

・だらだら勉強しては、せっかく覚えた「勘定科目」も忘れてしまうし、絶対に挫折してしまうと思い、勇気を持って中3日で再受験することを決意
・帰宅後、すぐにオンラインで受験料を支払い再受験を申込み💪

(3) 試験攻略法をネットで調査

試験本番はとにかく時間が足りないことを痛感
・試験攻略法をネットで調べた結果は次のとおりで、私はこれらの作戦に基づいて再受験に挑むことに✏️
①合格最低ラインの70点クリアを目指す
②配点の低い大問2(20点)は後回し
③大問1→3→2の順で解く
④時間配分(60分)は大問1:15分、大問3:30分、大問2:10分、予備5分
⑤大問1(仕分け15問×3点)はできるだけ45点満点を目指す(そうすれば合格ラインまで残り25点。最低でも1問間違いの42点)
⑤大問3は、「貸借対照表と損益計算書」、「精算表」、「決算整理後残高試算表」の3パターンからいずれか一つの穴埋め問題しか出題されない
⑥大問3は、部分点がもらえるので、最終的に収支が合わない場合でも、特に気にしなくて良い(わからない事例があれば、ちゅうちょなく飛ばして次の事例に取り掛かり、部分点を積み重ねる)

(4) 3日間は予想模試を繰り返し💪💪

・再受験までの3日間は、本番に慣れるため、ひたすらパソコンを使った予想模試を繰り返し(先ほど紹介した滝澤みなみさん執筆のTAC出版「勝者の3級日商簿記」を利用)
・大問1の仕分け15問を15分以内で解けるように反復訓練!
・大問3は、「貸借対照表と損益計算書」、「精算表」、「決算整理後残高試算表」の3パターンの穴埋め模試をひたすら繰り返して、問題に慣れる
・大問2は正直捨てました😅
・通勤電車内では中央線グリーン車(有料750円)を使用して実施🚃
・家族の理解を得て、帰宅後、自宅でも勉強

6. 中3日での再受験で合格🌸(71点😅😅)

(1) 再受験の状況

・1回目の試験の時とは違い、どっしりを構えて試験に臨むことができた
・作戦通り、大問1の仕分け15問は、15分で解くことができた
・次に大問3では、「決算整理後残高試算表」の穴埋め問題が出題。作戦通り30分で一応穴埋め終了
・残り15分で大問2に挑戦。1問目は減価償却に関する問題。2問目は商品有高帳に関する問題。どちらも参考書で目を通していたので、一応解答を埋めて、試験時間終了

(2) 試験結果は71点で合格🌸

・試験終了後、結果はすぐに出て、71点でギリギリ合格😅(合格70点)
・問1:42点(配点45点)、問2:8点(配点20点)、問3:21点(配点35点)
・目標が合格だったので、ギリギリ合格でも良しとしよう😊

まとめ

今回は、私の簿記3級合格までの道のりを紹介させていただきましたが、簿記3級合格にアプローチする方法は、人それぞれで無数にあり、皆様に合った方法で取り組んでいただけたらいいのかなと思っています。そうした中でも、今回の記事を少しでも参考にしていだだけますと幸いです🙇

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