- 投稿日:2025/11/24
教育訓練給付金とは
労働者の主体的なスキルアップを支援するため厚生労働大臣の指定を受けた教育訓練を受講、修了した人に費用の一部が支給されるものです。

厚生労働省ホームページより引用
①受給資格確認
簡易的に調べる
受けたい講座が
1.専門実践教育訓練
(大学、大学院を卒業して国家資格を得るようなもの。介護福祉士、看護師など)
2.特定一般教育訓練
(1よりは短期だか学校に行って受講が必要な資格、大型自動車第一種、二種など)
3.一般教育訓練
(独学でもできるが、講座を受けて資格取得するもの。TOEIC、簿記など)
かを知る必要があります。()は主観説明です。
厚生労働省ホームページより引用
対象教育講座は約16,000個あるので表以外にも講座があり、検索することができます。
①の場合、初回であれば2年以上、2回目以降であれば3年以上、雇用保険に加入しているか。
②③の場合、初回であれば1年以上、2回目以降であれば、3年以上、雇用保険に加入しているか。
加入期間(支給要件)を満たしていることが必要です。
ハローワークで調べる
より正確に調べるには住んでいる自治体のハローワークに行って調べてもらいます。(実際に受講するには必須です。)
所定の用紙に、氏名、住所、電話番号、生年月日、在職の方は勤め先を記入し身分証明書と一緒に渡すと職員の方が受給資格があるかどうか調べてくれます。
こんな感じで渡してくれます。
受講したい学校が分かっていた方がより正確に調べられますが、取り敢えず受けられるか知りたかったので、指定番号は空欄、受講開始年月日は今日の日付で調べてもらいました。
通知内容に書かれてある通り、支給を受けるには受講開始日より1か月前までに手続きが必要となります。
1.専門実践教育訓練2.特定一般教育訓練 を受講する場合は、受給資格確認だけではなく、「訓練前キャリアコンサルティング」を受けなくてはなりません。
その際に
を記入してハローワークでコンサルを受けます。
②いざ受講✎

受講開始日から6か月ごとに支給申請をします。
大学など長期にわたる場合は6か月後、1年後、1年半後・・・申請が必要になります。
そして無事修了した場合、教育訓練経費の
1.専門実践教育訓練 の場合 最大 50%
2.特定一般教育訓練 の場合 最大 40%
3.一般教育訓練 の場合 最大20% 支給されます。
修了後、資格取得をした場合
教育訓練経費の
1.専門実践教育訓練 の場合 最大 20%
2.特定一般教育訓練 の場合 最大 10% 支給されます。
※失業した人が給付を受ける場合資格取得だけでなく再就職を1年以内にする必要があります。
更に賃金UPしたら受け取れる給付金もあります。
1.専門実践教育訓練 を受講し、資格取得した後、資格取得前より賃金が5%以上UPした場合は追加で 10% 支給されます。
(この申請は会社の人にお願いする必要があります。)
よって、合計
1.専門実践教育訓練 最大 80%(50%+20%+10%)
2.特定一般教育訓練 最大 50% (40%+10%)
3.一般教育訓練 最大20% 支給されます

詳細はハローワークに問い合わせてみてください。
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お役に立てたら幸いです。