- 投稿日:2025/11/20
- 更新日:2025/11/21
子どもが部屋を片付け始めたはずなのに──
・気づけば漫画を読み始めている
・スマホの着信に気を取られ、そのままネットサーフィン
・どこから手をつければ良いのか分からず、混乱して固まってしまう
──そもそも“片付けを始める”ところまでたどり着かない
そんな場面、ありませんか?
片付けは、実はとても高度な作業です。
注意力を向け、状況を整理し、優先順位を決め、行動を継続させる──
これは立派な“マルチタスク”であり、
子どもにとっては難易度が高いのです。
「やるべきことは分かっているのに、動けない…」
「始めても、途中で集中が途切れてしまう…」
こうした姿を見ると、
「根性が足りないのでは?」と思ってしまうことがあるかもしれません。
でも、それは“やる気の問題”ではないかもしれません。
実はこれ、脳の仕組みが深く関わっているのです。
人が「やるべきことを決め、計画し、行動に移す」ための土台となる力を
《実行機能》といいます。
感情や行動を調整しながら、物事を順序立てて進めるための“脳の司令塔”。
しかし、この機能を担う前頭前野は、25歳前後まで発達が続くと言われています。
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