- 投稿日:2025/11/24
- 更新日:2025/11/24
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要約
基礎控除と給与所得控除の仕組みと、103万円の壁が160万円(将来178万円案も)へ広がる流れを解説し、パート・共働き世帯の手取りや働き方への影響を具体例で整理しました。
導入:今、何が議論されているのか
今朝の日経新聞で、国民民主党が与党との協議の中で、いわゆる「年収の壁」をめぐり、会社員の給与所得控除をさらに引き上げる案も視野に入れ始めた、という報道がありました。
今年の税制改正では、すでに所得税がかからない年収のめやす(課税最低限)が103万円から160万円へ引き上げられたところです。
一方で、国民民主党は以前から**「178万円まで非課税枠を広げるべきだ」と主張しており、今回の協議でその中身、特に給与所得控除をどうするか**が焦点のひとつになっています。
ただ、「基礎控除」「給与所得控除」と言われても、ピンと来ない方が多いのではないでしょうか。
この記事では、
基礎控除と給与所得控除の基本
2025年から何が変わったのか
さらに178万円まで引き上げられたら、家計にどんなインパクトがあるのか
を、パート・共働き世帯の具体例を使って整理してみます。
1. そもそも「基礎控除」「給与所得控除」とは?
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