- 投稿日:2025/11/25
- 更新日:2025/12/02
こんにちは!まりと申します。築45年の貸家に住んで3年になります。
毎年、冬になると出てくる悩みが「家が寒い」こと。
これまで、ホームセンターのプチプチシート(窓ガラス断熱シート)を窓に貼って寒さ対策をしてきました。
しかし、効果を感じない…。
ストーブの灯油を週に2〜3回給油するほど寒く、
「プチプチシート代+灯油代」がお財布の大きな負担になっていました。
そんな中、夫がプラ段(プラスチック段ボール)を窓の断熱材として試したところ、
「もっと早くやればよかった!」
と感動するほど部屋が暖かくなりました。
今回は、実際にプラ段を貼って感じたメリットや、プチプチシートとの違いを紹介します。
築古の家・寒さに悩む家・賃貸の人のお役に立てれば幸いです。
プラ段(プラスチック段ボール)とは?
まずは、プラ段を知らない方のために、簡単な説明をします。
プラダンとは「プラスチックダンボール」の略で、ポリプロピレン樹脂を原料とした板状の素材です。紙製ダンボールに似た中空構造を持ちながら、プラスチックの優れた耐久性、耐水性、耐薬品性を兼ね備えています。軽量で丈夫、そして繰り返し使用できるため、梱包材、保護シート、通い箱など、幅広い用途で利用されています。
出典:Google
ホームセンターのDIYコーナーや資材売り場でよく見かけます。
プチプチシート→プラ段に変えて起きた3つの変化
冬の寒さ対策といえば、プチプチシート。
わが家も15年間、毎年のようにプチプチで窓の断熱をしてきました。
そんなわが家がプラ段に変えてみたところ、驚くほどの変化がありました。
ここでは、実際にプラ段に替えて分かった3つの大きな違いを紹介します。

① 部屋が暖かくなった(暖房効率アップ)
プラ段を窓に貼ったその日から、
「今日は暖房弱めなのに寒くない…」
とすぐに違いを感じました。
これまで悩んでいた、窓からの冷気や隙間風を感じず、部屋の暖かさがキープされるように。
プラ段は中に空気の層があるので、窓からの冷気を防ぎ、暖房の効きがよくなります。
そのおかげで、体感温度が確実に上がりました。
② 太陽の光を拡散して部屋が明るくなった
四方を家で囲まれているわが家。陽射しが入る時間は短く、築45年の暗い内装もあって、部屋がどんよりしがちでした。
しかし、プラ段を貼ってからは、窓から入る光が柔らかく拡散され、部屋全体が明るい雰囲気に。
冬の冷たい空気感も少しやわらいだように感じました。
③ 目隠し効果があり、カーテン開けっぱなしでもOKに
意外と便利だったのが目隠し効果です。
プラ段は半透明なので、外から室内がほとんど見えません。
そのおかげで、日中もカーテンを閉める必要がなくなり、部屋が明るく、広く感じられるようになりました。
「カーテンを開けて光を入れたいけど、人目が気になる…」という方におすすめです。
プラ段のメリットとデメリット
プラ段には、断熱効果、光の拡散、目隠しなど、実際に使って感じた良い点がたくさんあります。一方で、使ってみてわかったデメリットもありました。
ここでは、私が感じたプラ段のメリットとデメリットをお伝えします。
メリット:コスパが良い!
プラ段を使って驚いたのは、想像以上に安いことです。
私が買ったのは、ホームセンターの
幅90㎝×長さ180㎝/1枚198円のプラ段です。
同じサイズのプチプチシートは最低でも548円するので、値段だけでも大きな差があります。両面テープ代を含めても、去年プチプチシートに使った金額より安く済みました。
プラ段は丈夫で長持ちするため、来年もそのまま使える見込み。
一年限りのプチプチシートより、長期的に見るとかなりお得です。
わが家はこのまま窓に貼りっぱなしにして、夏の遮熱効果も試すことにしました。
デメリット:①プラ段のカット作業が必要
デメリットは、窓のサイズに合わせてプラ段をカットする手間があることです。
“そのまま貼るだけ”や“水で貼れる”タイプのプチプチシートは、貼り直しも簡単。手間の少なさではプチプチシートがラクです。
とはいえプラ段も、カッターで切れる素材なので、作業自体は難しくありません。床を傷つけないよう、カッターマットや大きめの段ボールを下に敷くと安全に切れます。
プラ段は両面テープで貼るため、貼り直しの際に注意が必要です。気になる方は、
🔸剥がしやすい両面テープを使う
🔸テープ跡がついたらシール剥がしで落とす
などで対応できます。
一度サイズを合わせれば来年もそのまま使えます。
「手間=今年だけの作業」と思えば、十分に元は取れると感じました。
デメリット:②窓から外の景色が見えにくい
プラ段は半透明素材のため、家の中から外の景色が見えにくくなります。
🔸外の景色を楽しみたい
🔸窓から外の様子を確認したい
といった場所には不向きです。
ただ、光はしっかり入るので、
🔸日中は明るさを保ちたい
🔸外からの視線が気になる
という場所にはぴったり。明るさは残しつつ、目隠ししたい窓におすすめです。
まとめ:寒い家こそ“プラ段”はおすすめ
築45年の貸家に住み、プチプチシート歴15年のわが家が、プラ段を窓に貼って感じた変化をまとめました。
🔸部屋が暖かくなる
🔸光が柔らかく入り、部屋が明るくなる
🔸外から見えにくく、目隠しになる
🔸カーテン開けっぱなしでOK
🔸プチプチシートより安くてコスパが良い
🔸長持ちする
「プチプチシートを貼っても寒い…」
「賃貸で出来る寒さ対策が限られている…」
そんな方に、プラ段はとても相性の良いアイテムです。
今年はぜひプラ段を試してみてください!