階段ダイエットで痩せない人の共通点5つ【原因と改善法】

階段を使ったダイエットは、「通勤や買い物のついでにできる」「特別な器具がいらない」手軽さが魅力です。
それなのに、「毎日階段を使っているのに、なかなか痩せない」と感じていませんか？

実は、努力しても結果が出にくい人にはいくつかの共通点があります。

この記事では、筆者の実測データと運動生理学の知見をもとに、階段ダイエットで痩せない5つの原因と改善法をまとめました。

1️⃣ 強度が低すぎる

階段を登るだけでも息が上がるため「しっかり運動している」と思いがちですが、実際の心拍数が脂肪が燃えやすいゾーン（ゾーン2）に達していない人が多いです。

ゾーン2とは、最大心拍数の60〜70％程度（30代なら110〜130 bpm）。「軽く息が弾むけれど会話できる」くらいが理想。
この強度を意識することで、脂肪をエネルギー源として使いやすくなります。

2️⃣ 時間が短すぎる

1分間階段を登っても消費カロリーは約9〜10 kcal。
3分登ってもチョコ一粒分にしかなりません。

脂肪燃焼を狙うなら1日合計10分以上を目安に。
「朝5分＋夜5分」など分割して行うのがおすすめです。
たった10分でも週5日続ければ、1か月で体脂肪約0.3 kg分を燃やせます。

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