- 投稿日:2025/12/01
気持ちがざわつくのは、意志ではなく“状態”の問題
気持ちが落ち着かない日があります。理由が思い当たらないときもあれば、ちょっとした出来事をきっかけに心が波立つときもある。そんな日に限って、判断は鈍り、仕事が手につかず、些細なことにも過敏になってしまいます。まるで心の中に小さなノイズが溜まっていくような感じです。
多くの人が、このざわつきを「気持ちの問題」だと思い込んでいます。もう少し強くならないといけない、自分のメンタルが弱いのではないか。けれど、気持ちがざわつく背景には、意志の強さや性格とは違う要因があります。考え事が重なったり、情報を抱え込みすぎたり、休む前に次のことを考えてしまったり。脳と身体が処理しきれないまま動き続けているとき、心は静けさを失います。
ざわつくのは「感情が乱れている」からではなく、「状態が整っていない」から。状態が乱れたまま無理に考え続けると、判断も行動も少しずつぶれていきます。だからこそ、気持ちを変えようとする前に、まず“状態を整える”ことが大切になります。状態が整うと、ものごとの輪郭がはっきりし、感情の揺れも扱いやすくなっていきます。
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