- 投稿日:2025/12/14
冷たい風が頬を刺し、吐く息が白く広がる季節になりました。街路樹の葉もすっかり落ち、冬の訪れを静かに知らせています。温かい鍋や焼き芋、ほっこり甘いかぼちゃスープ──冬だからこそおいしく感じる味覚が、食卓に並ぶ時期でもあります。寒さが増すと、つい「何か温かいもの、食べたいな…」と感じてしまうのは自然なこと。冬眠する動物たちはこの時期にたくさん餌を食べ、脂肪を蓄えて冬に備えますが、我々人間もこの時期になると、どうも食欲がそそられて仕方がなくなるものです。冬眠、しないんですけどね(笑)
人の体は寒くなると脂肪を燃焼して体温を保持しようとする為、その分を補給しようと食欲が増すとも言われますが、まー、理由なんて関係ないですよね。くれぐれもカロリーの摂りすぎには気をつけたいところです(自戒を込めて)。今日はそんな栄養の摂りすぎとは逆の、現代型栄養不足についてのお話です。
微量栄養素の不足がもたらす不調
冬は寒さによる血行不良や免疫力の低下なとから、特に体調を崩しやすい時期ではありますが、現代人の多くが、肩こりや冷え性、便秘、むくみなど、はっきりした原因のわからない不調に悩まされています。病院で検査をしても「異常なし」と診断され、「年のせい」や「疲れ」と片付けてしまうことも。しかし、その裏にはビタミンやミネラルといった微量栄養素の不足が隠れている可能性があります。
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