- 投稿日:2025/12/14
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要約
意志ではなく環境が行動を変える。
階段の登り降りを10年続けられたのは、努力ではなく“仕組み”の力でした。
行動科学・脳科学の視点から、意志に頼らず続けるための環境設計と習慣化のコツを解説します。
運動を始めては続かず、またやめてしまう。
そんなことを何度も繰り返していた30代の頃。
「意志が弱いからだ」と自分を責めていた私が、
なぜか階段の登り降りだけは10年以上も続いています。
特別な努力はしていません。
最初のうちは「よし、今日こそ頑張ろう」と気合いを入れていたけれど、
すぐに疲れて三日坊主。
けれどある日、ふと気づいたんです。
「最近、日々自然に階段を登り降りしているな」と。
そのとき初めて気づきました。
続いた理由は意志ではなく “環境” だったということに。
「意志力」は筋肉のように疲れる
心理学者ロイ・バウマイスターの研究では、
意志力は使うたびに消耗し、時間とともに弱まるとされています。
朝のうちは元気でも、仕事や家事、判断の連続で脳が疲れてくると、
夜には「やめておこう」と思ってしまう。
これを「自我消耗(ego depletion)」と呼びます。
さらに、人間は「エネルギーを使わない選択」を好む傾向があり、
脳は無意識のうちに “最小抵抗の道” を選びます。
つまり、階段よりもエレベーターのほうが近くにあれば、
自然とそちらに向かってしまうんです。
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