- 投稿日:2025/12/21
AI、使っていますか?😊
最近はニュースでもSNSでも、AIの話題を見ない日はないですよね。
使い始めたばかりの頃の私は、正直なところ「焦り」でいっぱいでした💦
「すごいスピードで進化しているから、必死で追いつかなきゃ!」
「もっと効率的なプロンプト(指示出し)を学んで、最大限に活用しなきゃ損だ!」
そんなふうに、かなり肩に力が入っていたんです(笑)
でも、仕事やプライベートで毎日AIを使い倒して、ようやく気づいたことがあります。
それは、「AIを使うために、無理してやらなくてよかったことが意外と多い」ということです。
AIは能力を足していく「足し算」の道具だと思っていましたが、実は生活の無駄を省く「引き算」の道具だったのかもしれません。
今回は、私がAIと向き合う中で「あ、これはもう頑張らなくていいんだ」と手放して楽になったことを10個シェアします。
これを読んで、みなさんのAIライフが少しでも身軽になれば嬉しいです🍀
① 完璧なプロンプトを作ろうとしなくてよかった
最初の頃は、SNSで流れてくる「神プロンプト」みたいなものを必死に保存して、「前提条件はこうで…」とガチガチに固めないとAIは動かないと思い込んでいました。
でも、ある時気づいたんです。
「指示を考える時間より、普通に会話して直していく方が早くない?」って🤔
今のAIは本当に賢いです。「なんかこう、いい感じの謝罪文を考えてほしいんだけど…」みたいに、同僚に相談するような雑な聞き方でも、ちゃんと意図をくみ取ってくれます。
一度で100点を出そうとするのはやめました。
最初は30点の聞き方でいい。返ってきた答えを見て、「あ、ごめん、そうじゃなくて…」と会話のラリーで修正していく。
「指示出し」ではなく「会話」にする。これだけで、使うハードルが劇的に下がりました✨
② AIの答えをそのまま使おうとしなくてよかった
「AIに書かせた文章」をそのまま使おうとして、違和感を感じたことはありませんか?
私も以前は、「AIが書いたんだから正解なんだろう」と思っていましたが、読み返すとどこか「自分じゃない」んですよね💦
それを修正しようとすると、「せっかく書いてもらったのに」という謎の罪悪感や、うまく直せないストレスが溜まってしまって。
だから今は、最初から「叩き台」と割り切ることにしました。
「どうせ後で自分が直すから、素材だけ出して」というスタンスです。
GPTsなどで自分の癖を覚えさせるのもアリですが、最後は自分の手で整える。
「完成品を作ってもらおう」と期待しなくなった瞬間、AIは「口うるさい上司」から「優秀なアシスタント」に変わりました😊
③ すべてを効率化しようとしなくてよかった
AIは「時短の神」だと思っていました。
だから、アイデア出しも、日記も、全部AIで効率化しようとしていた時期があります。
確かに情報は整理されます。でも、深く考えたい時や、自分の中で腹落ちさせたい時って、なぜかアナログな手書きメモの方がしっくりくる場面があるんですよね🖊️
キーボードや音声入力だと速すぎて、思考が滑ってしまう感覚というか…。
今は完全に使い分けています。
AIは「拡散と整理(壁打ち)」、手書きは「深化と納得」。
全部をデジタルに置き換えず、アナログな部分をあえて残すことで、結果的に思考の質も上がった気がします。
④ AIに相談=答えを出してもらう、と思わなくてよかった
以前は、「A案とB案、どっちがいい?」とAIに聞いて、言われた方に従おうとしていました。
正解を教えてもらおうとしていたんですね。
でも今は、「判断」は絶対にAIに任せません。
代わりに、「それぞれのメリット・デメリットを整理して」「第三者の視点でツッコミを入れて」という聞き方をします。
AIはあくまで「選択肢を広げる道具」であって、「決定者」ではないんです。
いくつか出してもらった視点を見比べて、最後に「よし、これで行こう」と決めるのは自分自身。
判断を丸投げしない方が、気持ちもスッキリするし、納得感を持って進めます👍
⑤ 毎回ちゃんとした文章で入力しなくてよかった
これ、地味ですが一番大きな変化かもしれません。
キーボードで打つときって、無意識に「ちゃんとした文章にしなきゃ」って推敲しながら打っていませんか?
私は最近、ほとんど音声入力です🎤
しかも、かなりぐちゃぐちゃな話し言葉で(笑)
「えーと、あの件なんだけど、なんかモヤっとしてて…あ、今のなしでこっちの方向で…」
こんな独り言みたいな状態でも、そのまま投げて「要約して」と頼むだけ。驚くほど綺麗に整理してくれます。
入力のきれいさは気にしなくてよかったんです。
「頭の中の散らかった思考を、とりあえず外に出すこと」。
これさえできれば十分だと気づいてから、もう戻れなくなりました😁
⑥ AIを使っていることを人に説明しようとしなくてよかった
最初の頃は感動して、周りの人にも「これすごいよ!絶対使ったほうがいいよ!」って布教していました(笑)
でも、理解してもらうための労力って、意外と大きいんですよね💦
だから、今はもう説明するのをやめました。
会社でマイクに向かってブツブツ話しかけていても、堂々としていれば意外と誰も気にしません。家族も「あ、パパまたAIと相談してるな」くらいでスルーです(笑)
大事なのは「どうやっているか」ではなく、「仕事が早く終わって機嫌がいい」という結果だけ。
自分が楽になれば、それで十分でした🍀
⑦ 分からないことを全部AIに聞こうとしなくてよかった
「AIなら何でも知っている」という幻想も捨てました。
一般的なことはAIに聞いたほうが早いですが、私が長年関わっている工業製品や3Dプリンターの現場の知識に関しては、AIが平気で嘘をつくことがあります😅
「その温度設定じゃ溶けちゃうよ!」みたいな(笑)
ニッチな経験則が必要な分野では、自分の肌感覚の方がまだまだ優秀です。
無理にAIに答えさせようとして、嘘か本当か確認するのに時間を使うくらいなら、最初から自分で考えたほうが早い。
「ここは俺の領域、ここはAIの領域」と線引きができたことで、逆に信頼して使えるようになりました。
⑧ AIを毎日使わなきゃと思わなくてよかった
「せっかく課金しているし、毎日使わないともったいない!」
そんな貧乏性根性で、無理やり使う場所を探していた時期もありました。
でも、使わない日があってもいいんですよね。
日曜日に一日中寝ていたい時に、わざわざAIを開く必要はありません(笑)
困ったときに、必要なときに、自然に手を伸ばせばいい。
「習慣化しなきゃ」という義務感を手放したら、すごく気が楽になりました。
毎日使わなくても、いざという時に助けてくれる。それくらいの距離感の方が、長く付き合っていける気がします🍵
⑨ AIで不安を消そうとしなくてよかった
人間生きていれば、仕事のミスや人間関係で落ち込むこともあります。
そんな時、AIに相談すれば「不安がゼロになる」わけではありません。
でも、「誰に相談していいか分からないモヤモヤ」を吐き出す場所としては最高です。
家族や友人に言うと心配させちゃうし、愚痴っぽくなるのも嫌だ…。そんな時、AIにただただ今の状況を話すんです。
「大変でしたね。状況を整理すると…」と返ってくるだけで、自分の感情と事実が切り分けられて、少し冷静になれます。
解決策なんてなくてもいい。「話を聞いて整理してくれた」だけで救われる夜が、確かにありました🌙
⑩ AIで人生を変えようとしなくてよかった
ここが一番伝えたかったことかもしれません。
SNSを見ていると、「AIで人生激変!」みたいなキラキラした言葉が飛び交っていますよね。
もちろん素晴らしいことですが、私はそこまで大きなものを求めていなかったんだと気づきました。
私が欲しかったのは、「面倒なメール返信が5分で終わること」や、「早く仕事を切り上げて、家でゆっくり漫画を読む時間が増えること」📚✨
これって地味ですが、私にとっては十分すぎる幸せです。
AIで人生を劇的に変えなくても、日常の「めんどくさい」が減って、「楽しい」がちょっと増える。
それだけで、AIを使う価値は十分にあると思いませんか?
最後に:AIは「引き算」の道具
AIはずっと、自分の能力を拡張する「足し算」の道具だと思っていました。
でも実際に使い倒してみて感じたのは、余計な手間や、無駄な悩み、孤独な時間を減らしてくれる「引き算」の道具だったということです。
「やらなくてよかったこと」が分かると、AIとの付き合い方は一気に楽になります。
「すごいやつ」じゃなくて、「気のいい相棒」くらいの感覚で。
みなさんも、もし「AI使わなきゃ…」と少し疲れていたら、一度「やらなくていいこと」を探してみてください。
きっと、もっと自由に、楽しく使えるようになるはずです😊
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!✨
